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「麻生降ろし」再び緊迫=中川秀氏、両院総会開催に自信−自民【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071500926
自民党は惨敗した東京都議選ショックが尾を引き、15日も混乱が続いた。
麻生太郎首相が21日にも衆院を解散し、8月30日投開票の衆院選日程を決めたのは、「麻生降ろし」を封じ込める思惑があった。
しかし、反麻生勢力は首相が都議選敗北の責任を棚上げしていることに反発。両院議員総会を巻き返しの「最後の場所」と位置付け、週内の開催を迫っている。
衆院解散を目前に党内対立は激化し、再び緊迫感が高まってきた。
反麻生の急先鋒(せんぽう)である中川秀直、武部勤両元幹事長らは15日午後、都内のホテルにこもり、両院総会に向けた署名集めを続けた。
総会開催の要求に必要な署名は、衆参国会議員の3分の1にあたる128人以上。
「おおむね目標の線に達した」と中川氏は署名確保に強い自信を示した。
実際、茂木敏充前行政改革担当相は、所属する津島派議員30人余りの署名簿を持ち寄った。
同派の閣僚経験者は「まだ上積みできる」と強気の姿勢を示す。
与謝野馨財務相、石破茂農水相も官邸を訪れ、両院総会開催を首相に求めた。
中川氏らは、党大会に次ぐ意思決定機関である両院総会の場で、地方選で連敗した首相の責任を追及。
総裁選前倒しに持ち込む戦略を描いているとみられる。
これに対し、細田博之幹事長は党本部で、笹川堯総務会長や島村宜伸総裁特別補佐らと相次いで会談。
執行部は対応に追われたが、両院総会の開催には慎重だ。
代議士会、両院議員懇談会などで「ガス抜き」(幹部)させる案も出ている。
しかし、中川氏らは署名による「数の力」で、あくまで両院総会の開催を求めていく方針。
要求が受け入れられない場合、反麻生議員の中には、離党はしないものの、「独自のマニフェスト(政権公約)を掲げて衆院選を戦う『分裂選挙』も辞さない」との声も出ている。
一方、首相は15日朝、日課のウオーキングに珍しく出かけなかった。
その理由は「14日夜、首相が方々に電話をかけたりして朝寝坊したため」(首相周辺)。
首相は15日夕、両院総会への対応について「幹事長がしかるべき対応をする」と記者団に語り、平静を装っていたが、党内の動きに神経をとがらせているようだ。
(2009/07/15-21:38)
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