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http://www.y-asakawa.com/message2009-1/09-message41.htm
政権交代
先の都議会選挙の結果を背景にいよいよ衆議院選挙が行われることとなった。
結果は明らかである。自民党の惨敗である。その結果衆参両院で民社党がイニシアティブを取ることになる。麻生氏が3月はじめまでに選挙を行っておれば、自民の過半数割れを起こすことはなかったのであるが、この時期を逸した後は、政権交代はもはや免れない流れとなってしまった。
都議選の後の選挙は、まさに自民にとっては最悪のものとなるはずである。
問題は民社が政権を取った後の行方である。良い面も出れば悪い面も出てくる。先ず郵政の問題があぶり出されることは間違いない。アメリカのウオール街を動かしている輩が画策した郵貯の300兆円の引き出しの内幕があぶり出される可能性はある。
それを止めるために、小泉元総理や竹中元総務大臣が何としても留任させておきたかったのが西川社長である。これから先、西川社長はまさにいばらのむしろに座って民営化の裏で画された茶番劇をひた隠すことに専念することになりそうである。
民社政権獲得で一番懸念されるのが、党幹部の輿石議員の文部大臣就任である。日教組の親方である輿石氏がもしもその任に就くようなことが起きたら、教育現場の混乱が再び始まる可能性が強いだけに、非常に心配される点である。アメリカニズムと日教組のためにずたずたになってしまった日本の教育のあり方が、再びだめ押しされることになっては、我が国の未来は暗澹(あんたん)である。
政権政党としての看板を下ろすことになりそうな自由民主党
混乱の始まり
今、マスコミは自民と民社による2代政権の交代論に主軸を置いて語っている。確かに、自民から政権を引き継ぐのは民社に相違ない。しかし、引き継いだ民社がどれだけ政権を維持できるかというと、はなはだ心許ないのも事実である。なぜなら、民社党にも光もあれば陰もあるからである。一般に考えられているように、民社の幹部が自民党の議員に比べて清廉潔白かというと、決してそうとは言い切れないことは自明の理である。
おそらく政権交代が行われてしばらくしない内から、主要閣僚の金銭問題などの話が次々と取りざたされ始めるのではなかろうか。なぜなら、自民党議員の多くが民社党議員の海外での違法な利権行為や政治献金の不正などの実体をつかんでいるからである。
私が教えられているだけでもその実体は目をつむりたくなるほどである。国民の政治時に対する不信の元凶は決して正当にあるのではなく、各議員の人間性にあるのであるから、政権が交代したところで不信感が払拭されるようなことはあり得ないのが実体である。
間違いなく、政権交代後そう遠からずのうちに、「民社よお前もか!」と国民から愛想をつかれる事態が到来し、2大政党制崩壊の危機が到来することになるに違いない。 小沢、鳩山両氏の抱えた爆弾を見れば明らかである。それは即、我が国の政治に対する本格的な不信の始まりであるだけでなく、かってない世情混乱の始まり となるはずである。
こうして、経済の混乱に次ぐ政局の混乱から世情不安が発生してきた後、それに追い打ちをかけるように襲ってくるのが、自然災害の発生による食糧危機やウイルス性感染症の蔓延などによるさらなる社会不安である。
ここ数年、諸外国に比べて比較的平穏に過ぎてきた日本であるが、7月22日の皆既日食あたりを境に、様々な暗い出来事が発生してくる可能性が大きいので、心しておかれた方が宜しいようである。因みに、九州に住むある予言者は、この夏、台風20号あたりが九州地方に大きな被害をもたらすことや、日本の各地で干ばつによる大きな被害が発生することを伝えてきている。
フォッサマグナ糸魚川ー静岡構造線、その周辺の井戸の温度が上がっているという情報もある。また、余り報じられていないが、【新型インフルエンザ】感染者数が大阪で急増してきており12日だけで45人も感染者増加となっている。
夏には感染者は減ると言われていたはずなのに、夏でも感染が増加する事態になりつつあるのは、異常である。それに心配なのは、イギリスで700人の患者に対し17人目の死者が発生したことである。
どうやら死亡率も少し高くなってきた感じで、今までのインフルエンザに対する考えを改めなければならないかもしれないようである。いずれにしろ、食糧の備蓄とマスクの準備は怠りなく。
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