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都議選:投票所アンケ 民主投票者は都政よりも国政重視
自民党と民主党が主導権を巡ってしのぎを削った東京都議選。毎日新聞は、20カ所の投票所で、自民と民主の候補に投票した有権者100人ずつ計200人にアンケートを行い、1票を投じた際の判断材料を聞いた。結果を分析すると、民主の候補者に投票した有権者は、自民候補に投票した有権者に比べ、「麻生内閣への評価」を判断材料にした傾向が強かった。麻生政権の支持率低迷が、都議選への投票行動に影響したことがうかがえる。
アンケートでは、投票先の判断に強く影響した事柄を、「その他」を含めた八つの選択肢から三つまで選んでもらった。民主候補に投票した100人のうち、「麻生内閣への評価」を挙げた人は58人で最も多かった。「次期衆院選」を選んだ人は46人だった。
一方、自民候補に投票した100人の中では、「麻生内閣への評価」を挙げたのは27人、「次期衆院選」は22人にとどまった。
自民候補に投票した人に比べ、民主候補に投票した人の方が、都議選を「衆院選の前哨戦」と位置づける傾向が強かったとみられる。
自民党に投票した人の回答で最も多かったのは「その他」で、「支持政党だから」(10人)▽「民主党への不信感」(8人)▽「地元を理解している候補者だから」(6人)などの理由を挙げた。
一方、都議選の争点とされた「新銀行東京の経営問題」を判断材料としたのは民主候補に投票した人のうち26人、自民候補に投票した人のうち8人。「築地市場の移転問題」は、それぞれ10人と4人。「2016年五輪招致問題」は8人と14人だった。
民主が追加出資に反対した新銀行東京問題を除き、都政の課題が、必ずしも主な投票理由になっていない実態が浮かんだ。「石原慎太郎知事の政治姿勢」を挙げた人は、民主20人、自民23人で大きな差はなかった。
支持政党を聞いたところ、自民候補に投票した人のうち「自民党支持」と答えたのは73人、「民主党支持」は4人、「無党派」は17人。民主候補に投票した人のうち「民主党支持」は39人、「自民党支持」は22人、「無党派」は39人だった。民主候補が、自民支持層や無党派からも票を取り込んだことを示している。【まとめ・長谷川豊】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090713k0000m010075000c.html
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