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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu195.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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07年の参議院選挙で与党が過半数割れをした時から、自公連立は
既に意味を失っている。公明党はなりふり構わず民主になびくだろう。
2009年7月14日 火曜日
◆勇気なき解散 7月13日 田中良紹
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/07/post_200.html#more
07年の参議院選挙で与党が過半数割れをした時から、自公連立は既に意味を失っている。自民党が公明党を必要とするのは参議院の議席数で過半数を越えられるその一点である。それが過半数割れをしたまま、しばらくは回復できない事が明白になった。だから連立を組むメリットはどこにもない。あるとすれば固い組織票の上乗せが期待できる選挙協力だけである。しかしその選挙協力が自民党の足腰を弱める麻薬の役割を果たしてきた。それから脱却しないと本来の自民党には戻れない。しかも公明党は福田政権の足を引っ張り、麻生政権を誕生させた張本人である。表には出せないが公明党との協力関係を見直すべきだと考える自民党員は少なくない。
無党派と言えば政治に関心のない若者だと思う人も多いが、実は昔から真面目に自民党を支持してきた保守層が無党派になっている。きっかけは公明党との連立である。公明党と連立する自民党は絶対に支持出来ない。民主党ももちろん駄目だ。政治に強い関心を持つ保守層の中に無党派が生まれた。その無党派が小泉ブームで一時は自民党に戻ったが、改革の中身を見てまた自民党から離れ、小沢一郎なら支持できると民主党支持に回った。地方ではそういう現象が起きている。その無党派が公明党と官僚組織に利用される麻生政権に呆れ、ますます自民党から離れている。
どう考えても次の選挙で自民党は下野する。かつて経験のない長期の浪人生活を強いられる可能性もある。それならばじたばたせずに、ここで余計な贅肉をそぎ落とし、少数でも質の高い保守政党に生まれ変わる選択肢もある筈だ。公明党との選挙協力を解消し、本来の保守に回帰して切磋琢磨するのがかつての自民党支持者を呼び戻す再生の道かもしれない。ところが今回の解散はそれとは逆の方向を向いた。
自民党は麻生総裁を誕生させた錯覚だらけの総裁選挙の延長上をいまだにさ迷っている。その錯覚を解消しないまま、勇気なき総理によって、長期的視野を欠いた解散が仕組まれた。選挙に勝つ事より、政党としての再生を考える事が次の選挙の課題なのに、そうならないのはやはり末期症状と言うしかない。
◆不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から105 2ちゃんねる
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1246024499/l50
◆651 :闇の声:2009/07/13(月) 23:10:10 ID:WikOjBDa
一夜明けて、自民党本部には都内の支部から党員を辞めさせて貰うと言う連絡が相次いだ
その理由は、どうやら信濃町から山ほど皮肉を言われて、ここまで惨めな思いをするなら
もう二度と永田町には関わらないと三行半を突きつけられたと言う事らしい
それが全てではないにしろ、特に幹事長の細田に対しては、辛らつな批判が相次ぎ
人間らしい暖かみのないは虫類とまで言った人物もいたとか
これはもうしょうがないね・・・
都議会議員選挙で、確かに信濃町は野党になった・・・と思われるだろうが
実はその裏でさらなる利権確保を可能にした
つまり、目下の状況では共産の言いなりに民主はならざるを得ず、それでは困るから
公明の言う事を聞こうかと・・・そうなると公明は是々非々というか、自分の処に
利益を呼び込める姿勢を貫ける
そうなると今度は、自民党勢が持っていた利権を全て頂こうかになってくる
幾つかその利権はあるが、特に大きいのがJA絡みだと聞いた事がある
他に都営浅草線の改修工事など土木工事利権が相当動く事になるだろう
オリンピックも都議会議員選挙結果を受けて、恐らくブラジルだろう
そうなると、オリンピック招致失敗から石原転落劇が始まるよ
これはもう一つの余波が起きる・・・つまり、保守論壇の衰退であり
桜井よしこや小林よしのり等大衆受けする右派的な人物が力を失うだろう
今、日本は本格的な中道左派路線に進むのか、或いは従来の保守的な路線を歩むのか
重要な分かれ道に差し掛かっていると言えるだろう
◆そんな自民党だが、立て直すきっかけが無い訳ではない
その最高の方法は連立解消だ
解党的出直しを宣言して、堂々と野に下り、是々非々の政策論議に臨めば良い
そうする他無いと思う
また、過去の参院選と今回の都議会議員選、地方選挙など負けた選挙の責任を
明確な形で取らせる事だ
自分が安倍晋三が嫌いだから言う訳ではないが、今回の大敗・・・安倍晋三の行動の
影響は決して小さくない
何となれば、与謝野経由で安倍退陣の時の話を知っている都連関係者は少なくない
本来であれば、議員辞職をして静養に努めるのが筋だったのがいつの間にか
盗人猛々しいとはこの事で、麻生の後継者は自分だと周囲に思わせる様な行動を
取り始めた・・・この辺りから、麻生は周囲と距離を取り始める
結果的に、麻生にせよ安倍にせよ、低脳政治家が血筋だけで総理総裁の座に就いた事が全てだった
それを可能ならしめたのが、巨漢であり小泉であり竹中であり・・・そして森だ
その森の腰巾着だった中川秀直は安倍の腹心中の腹心・・・と言うか
表向きは忠実な僕だった・・・裏は違うが
そして、党を壊したのは菅義偉・・・田原にそそのかされて自分も総理総裁にと
夢を見た結果周囲を見なかった
その連中をおだてて、おいしい思いをしたのが信濃町と言う事だな
(私のコメント)
衆院選挙は21日解散8月30日選挙になりそうですが、すでに選挙はとっくに始まっている。都議会議員選挙も衆議院選挙の前哨戦であり、民主党の大勝と自民党の大惨敗を予感させるものだ。場合によっては民主党の単独過半数となり自公は用なしとなるかもしれない。問題は民主党が中途半端な勝ち方で第一党にはなっても過半数に達しない場合で、現在の東京都議会のような構成になる事も予想される。
野党連合で過半数になる場合は、民主党は公明党と組む事が予想される。あるいは自民党の一部と組む事があるかもしれない。都議会議員選挙から見れば民主党単独過半数も予想されますが、野党連合で過半数となる可能性が高い。その場合、民主党は共産党とは組まずに公明党を選ぶかもしれない。
どちらにしても自民党は下野する事が確実であり、自民と民主との大連立も可能性がなくなった。自民党議員は政権基盤のない若手議員も落選するし、選挙に強かったベテラン議員も民主党の若手に負けるだろう。都議会議員選挙では公示の三日前に立候補表明をしたような若手の民主党候補が当選している。
まさに民主党バブルのような勢いですが、地方選挙で負け続けても麻生総理は「地方と国政とは違う」と反省の態度を示していない。自民党がここまで国民の支持を失うきっかけは財政再建路線を突っ走ってしまって福祉予算を削って医療破綻を招いたからですが、後期高齢者医療制度や年金問題で杜撰な政治運営が批判されているからだ。
期待された景気対策も落ち込みを少なくする程度であり、とても自民党支持を集める事は出来なかった。現在の衆議院の自民党郵政選挙で大勝した自民党ですが、郵政を民営化すれば全てが良くなるようなばら色の夢を国民にばら撒いた。しかし何も良くなったことはなく国民は小泉総理に騙されたのだ。その恨みが今になって出て来ているのですが、逆郵政選挙が行なわれて自民党は大敗する。
公明党はすでに自民大敗を予想して手を打っていますが、民主と公明の連立は東京都から始まるだろう。東京で成功すれば国政でもそのように動くかもしれない。民主で単独過半数政権が出来ても政権が安定するわけがなく、左右の対立が表面化して短命政権に終わるだろう。そうなるとまた解散して選挙が行なわれて政局の行方は流動的になる。
民主党の鳩山由紀夫代表に小泉首相の時のような強力な政権が出来るだろうか? 公務員制度改革も民主党政権の課題ですが、官僚たちは民主党政権は3ヶ月で吹っ飛ばすとうそぶいている。天下り禁止や20%の賃金カットが出来るのだろうか? ここで国民の期待を裏切れば民主党への期待は逆流する。鳩山民主党政権は一年持つのだろうか?
自民と民主のどちらに転んでもいいように構えているのが公明党であり、強力な組織力でキャスティングボートを取り続けようとするだろう。今度の衆議院選挙でも自公の選挙協力はなくなったも同然であり、公明の協力が得られなくなった自民党議員は落選する。公明党は民主党の勝利を先取りして民主党と選挙協力するかもしれないし、どうなるかわからない。
政策的には公明党は自民よりも民主との連立の方が組みやすい。外国人参政権などでは公明も民主も積極的だ。外交でも民主と公明は中国や韓国などと親密であり共通点は大きい。まさに保守派にとっては民主党政権は悪夢の時代となり、公明党と連立が組まれれば政権が長期化することも考えられる。
そうなれば小泉自民党がアメリカべったり政権なら、民主公明政権では中国にべったり政権が出来てアメリカとの関係がギクシャクしてくるだろう。内政よりも外交が流動的となり不安定化するかもしれない。民主党の長島議員や前原元代表などの親米派が孤立して左派が主導権を持つだろう。
今までも民主党は政権交代を選挙スローガンにしてきましたが、逆ネジが働いて民主党が惨敗した事がありましたが、今回はそのような事はないだろう。それくらい自民党政治が酷かったせいですが、小泉政権がやってはならない事をしてきた付けが出てきている。それは反主流派を追い出して刺客を送り込んだ事だ。それが自民党の復元力をなくした原因であり小泉総理がした責任は重い。
自民党が下野して浪人生活が長引けば利権と断ち切られて冷や飯生活が長引く事になる。自民党議員はそれに耐えられなくなって次々と離脱して分解するかもしれない。自民党はそうなる事で議員の総入れ替え的な世代交代が必要なのであり、そうしないと自民党に人材が集まらない。今の自民党には総理が務まる人材がいないことも明らかだ。
テレビで見かける自民党の若手議員はお粗末なのが多くて、世襲議員や官僚出身者が多くて上から目線でものを言う。今までの自民党ならそれでも当選できたのですが、民主党が政権与党で安定してきたら自民党は人材を総入れ替えしなければ立ち直れないだろう。公明党との連立で自民党の党組織は弱体化してしまって選挙が戦えなくなっている。
田中良紹氏が書いているように、無党派層には公明党との連立を支持しない保守層がたくさんいる。小泉首相が選挙に強かったのは無党派の保守層を靖国神社参拝で掘り起こしたからですが、安倍総理も福田総理も靖国参拝を見送った。麻生総理は8月15日に靖国参拝すれば小泉劇場の再現が出来ると思うのですが、麻生総理は参拝できないだろう。
私自身は郵政民営化法案で自民党支持から離れてしまった。小泉総理がペテン師である事は息子の進次郎に議員を継がせる事からも明らかなように古い利権政治家なのだ。選挙区の有権者は世襲の候補者を当選させるだろうか? 麻生総理の支持率が低いのも世襲問題があるのだろう。世襲議員は圧力に弱くて決断が出来ない議員が多い。だから自民が下野したさいにふるい落とされて、新しい議員が育つきっかけになるだろう。
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