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http://www.asahi.com/politics/update/0713/TKY200907130350.html
総選挙の前哨戦の東京都議選で、共産党が13議席から8議席に後退した。選挙戦では自公両党とともに民主党も批判したが、結果は政権交代を掲げる民主党の一人勝ち。2大政党による政権選択が焦点となる総選挙で、どう存在感を示していくか。選挙対策の再構築を迫られている。
「自公政権への国民の怒りが、我が党の前進という形で実を結んでいない」。共産党の志位委員長は12日夜、民主躍進のあおりで埋没した都議選の結果に無念さをにじませた。「蟹工船ブーム」に象徴される貧困への不満が党員増の背景とみて、党勢回復を狙っていただけに幹部の危機感は強い。
………(中略)
ただ、13日に民主党が衆院に内閣不信任案を提出すると共産党は発議者に参加。通常は避ける審議拒否でも足並みをそろえる。市田氏は「審議拒否ではない。(不信任案提出で)審議できない相手だと通告する」と苦しい説明だ。
★共産党が生き残る道は、反自公勢力との協調と、その中での独自性の主張ではないだろうか。
もちろん、そのことが容易でないのは、ここ数年の同党の民主党バッシング――民主党への浮動票層の移動に歯止めがかからないいらだち――からもよくわかるし、そのような路線転換を図ったとしても、それがそのまま党勢拡大につながるかどうかは不分明だ。
その道は、社会党−社民党がたどった道でもあるからだ。
しかし、それ以外に生き残る道はないのではないか。
共産党と社会党−社民党との最大の違いは(いまは高齢化が進んでずいぶん疲弊しているようだが)強靱な組織力だろう。
これまでの路線は、その組織力を過信しすぎたのではないか。
高校生向けのマルクス入門書が出版される時代である。
状況的には共産党の活躍する余地はまだまだかなりあるし、共産党を必要とする層はたしかに存在する。
自公民の暴走を止めるのも共産党の重要な役割だろう。
しかし、端から見ると自ら殻に入り、社会からも、時代からも、未来からも、その扉を閉ざしているように見える。
鳩山の故人献金問題をいくら論っても、共感する人は少なく、反感を覚える人のほうが多いだろう。
現状のままでは、都議選で10議席を割り込んでしまったように、あと数回の選挙で国政に対する影響力をほとんど失うだろう。
そうなってはいかにもまずい。
路線転換を通しての共産党の奮起を期待したい。
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