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7月24日小沢代表代行は青木愛氏同席のうえ次期総選挙東京12区に青木愛氏の擁立を発表した。マスメディア、政治評論家と称する人達は概ね選挙後を睨んだ公明党に配慮した狙いだと論評したが、とてもそのように単純には思えない。政権奪取は血みどろの戦だ一度は政治生命に危機を感じた政府与党、検察が仕掛けた西松事件は未だ予断を許さない。
ここに来て民主大勝ムードの中、さすがに小沢軍師は浮ついた態度は見せない全国で展開してきた自公潰しを最後の西と東で同時に究極の手を明らかにした。
小沢軍師は会見の中で「私に代わる、しかも必ず勝てる候補者を探していた。大田さんはそんなに強い相手とは思わない」とも。12区が特区として分かりにくく複雑にしているのは北区に一部の足立区が含まれているからだ。今回の都議選の結果を見て某新聞は次のような記事をかいている「12日の都議選でも12区内の得票は自公両党よりも民主党が少なく、保守層の切り崩しには小沢氏の国替えに地元区議も期待をしていた」と。
太田代表に対し青木愛氏では役不足か、本当に勝てないのか?そのような事はない、検証すればするほど勝がみえてくる!
7月12日都議選での得票数
北区 有権者数27万4611、投票数16万2815(59.3%)
民主6万8650(42.75%)、自公6万4960(40.46%)、共産2万6962(16.8%)
足立区、有権者数52万8439、投票数29万2642(55.76%)
民主9万2453(31.95%)、自公13万8866(48%)、共産3万4130(11.8%)、他2万3907(8.26%)
この足立区の数字は全足立区数であり衆議院選での参考となる足立(西部地区)の得票数ではない、(西部地区)のみの政党別得票数が見当たらないので、やや荒っぽいが西部地区の得票率を割出してみた(投票率と得票率を足立全区と同じに見たて)。
有権者数11万7577人、投票数6万5561(55.76%)
民主2万0946(32%)、自公3万1469(48%)、共産7736(12%)、他5415(8%)
この数字は偶然にしては興味深い、44回衆議院選挙と対比して
@北区では投票率が下がっているが民主で△1万1774、共産△7639、自公▼1万0505、自公の一人得票減になっている。
A足立(西部)で見ても同じ状況だ、民主約3900、共産が約1000、他で5400増え、自公が2700減、八代英太氏の票は今回で織り込まれたと読める、また公明は投票率に関係なく一定の票を得票している。
北区+足立西部地区(東京12区)有権者数39万2188
都議選を今回の衆議院選に置換えてみると、投票数22万6142(57.66%)
民主8万9596(39.6%)、自公9万6429(42.6%)、共産3万4698(15.3%)他5419(2.4%)
ここで民主&自公の差は驚くことに6.833票差だ、上記より読める事は投票率が上がっても太田代表の得票は伸びないでほぼ一定であろうということだ、前回の衆議院選投票率まで行かなくとも都議選より4%投票率アップ(1万5687票)すれば青木愛氏に十二分に勝目をみれる。
2009年東京12区有権者数予測39万2188(総務省2008年9月付け)
今回の都議選投票率は第44回衆議院選より投票率が北区で▼8%、西部で▼7%
ダウンしている、今回の衆議院選の投票率は予断は許されないが青木氏のこれからの活動にもよるが前回並みに成る可能性も十分ある、侮ってならないのは青木愛氏が前回全国区で29万7034票を獲得して当選した事実だ、驚きであるがこの数字は名前が売れていた弁護士でタレント候補丸山和也(自民)の得票数27万2347票を凌いでいる小沢氏が惚れ込んだのも理解できる。(当然ながら比例区と小選挙区では違う)選挙を知り尽くした小沢軍師の秘蔵子が本気モードに入り、小沢秘書軍団が投票日まで12区に張付くのは眼に見えている本気で自公潰しにきたと見るのが正解だ、大多数の人も覚えていると思うが、小沢軍師の今回衆議院総選挙に幾度となく命を懸けると言った声を思い出さずにいられない。選挙後の公明党について代表と軍師との間でスタンスにやや違いがみられるが、今の時点二人が大いに違うことを言い自公に選挙当日まで揺さぶりをかけ続けることは必要だ。
☆ 2009年7月12日都議選 有権者39万2188、投票率(58.2%)
(東京12区に当てはめる)
合計 得票数 (得票率) 北区 足立区(西部)
(民主) 8万9596(39.2%) 6万8650 2万0946
(自公) 9万6429(42.2%) 6万4960 3万1469
(無所属) 5415( 2.4%) 5415
(共産) 3万4698(15.2%) 2万6962 7736
民主&自公:6,833票差、投票率が上がっても自公の票は増えない都議選比4%UPで民主&自公は逆転する。皆で選挙を応援し4%UPを目指そう必ず逆転する!
☆ 2005年第44回衆議院総選挙、小選挙東京12区、北区と足立区の一部(西部地区) 有権者数38万4594、投票数25万3926(66%)
合計 得票数 (得票率) 北区 足立区(西部)
ふじた 幸久(民主) 7万3943(29.1%) 5万6876 1万7067
大田あきひろ(自公)10万9636(43.2%) 7万5465 3万4171
八代 英太(無所属)4万4279(17.4%) 32万2867 1万1412
のの山 けん(共産) 2万6068(10.3%) 1万9323 6745
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