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http://reishiva.exblog.jp/d2009-07-24
あえて問う。民主党でいいのか(1)日本が核武装する?
先日、某新聞編集委員のHさんとお話する機会がありました。その時に話題になったのは、「民主党に勝たせすぎるとマズイんじゃないの?」ということ。
朝日新聞が18、19日に行った世論調査によると「今、総選挙の投票をするとしたら」として聞いた比例区の投票先は、自民党が19%なのに対し、民主党は42%だとか。総選挙後、民主党が政権をとることは、ほぼ間違いないでしょう。
私としては、対米追従で9条を蔑ろにする上、環境を破壊しまくり貧困層を増大させてきた自公両党は政権から引きずり落とされるべき、だとは思います。
しかし、Hさんが「民主党が勝ちすぎた場合、自公政権よりタカ派政策を進める可能性がないわけでもないんだよね」と懸念していたように、民主の独り勝ちへの不安が残るのも事実。例えば、鳩山由紀夫民主党代表の「非核三原則」の見直し発言。15日の記者会見で、同代表は「核兵器を作らず」「持たず」「持ち込ませず」のうち、「持ち込ませず」について、民主党政権が実現した場合の将来的課題として、米国側と見直しを含め協議するとの意向を明らかにしました。
鳩山代表の発言の背景にあるのは、一つには北朝鮮の核開発に対する警戒感でしょう。そしてもう一つは、今月7日、日米両政府が今後協議することを決めた「ニュークリア・シェアリング」だと思われます。詳しくは、私のメルマガで書いたのですが、これは簡単に言えば、有事の際、日本が米国から核兵器及びその使用権限を譲り受けるというもの。つまり、イザという時は事実上の核兵器保有国になるというわけです。単なる過程の話ではなく、実際に日米の間で進行しつつある協議を念頭に、鳩山代表は「非核三原則」の見直し発言をしたと観るべきなのかもしれません。
しかし。一方で核兵器廃絶・核の不拡散を主張しながら、一方でイザという時は核兵器の使用まで視野に入れているのだとしたら、矛盾もいいところ。北朝鮮にも、つけ上がる口実を与えることになるでしょう。
Hさんも「民主党が政権を担うだけの政党に成長したのは、喜ばしいのだが、自民か民主かという選択しかないように考えることは問題。社民・共産などの他の野党にも票が集まってくれないと・・・」と言っていました。全く同感です。どちらにせよ、よほどのコトがない限り、衆院選での民主党の勝利は確実でしょう。ならば、それ以外の投票先も考えていた方がいいのではないでしょうか。
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