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以下は http://ksnewsclip.exblog.jp/11888218/ からの転載。
「つくる会知事」の誕生 - つくる会賛同者の川勝平太が静岡県知事に当選(カネダのニュースクリップ)
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川勝氏の初当選確実=麻生政権に打撃−与党は大型地方選4連敗・静岡知事選
前知事の辞職に伴う静岡県知事選は5日投開票され、無所属新人で前静岡文化芸術大学学長の川勝平太氏(60)=民主、社民、国民新推薦=が、無所属で前参院議員の坂本由紀子氏(60)=自民、公明推薦=ら3新人を破り、初当選を確実にした。12日投開票の東京都議選とともに「次期衆院選の前哨戦」と位置付けられたが、まず野党陣営が勝利。与党は名古屋、さいたま、千葉3政令市に続いて大型地方選4連敗となった。麻生政権にとって大きな打撃で、麻生太郎首相の解散戦略に影響を与えそうだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009070500237
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かつて新しい歴史教科書をつくる会の賛同者に名を連ね、現在では教科書改善の会のシンポジウムに参加したり、日本教育再生機構の機関誌「教育再生」に登場したりしている川勝平太が、静岡県知事に当選した。「つくる会知事」の誕生である。
なんと民主党・社民党・国民新党の三党相乗りでの推薦というから驚く。一体これらの党はどうしてしまったのか。
そもそも彼は、安倍政権の愚策「美しい国づくりプロジェクト」にも協力していた、親自民党的な人物だったはずである。自民党が没落しようとしている時代の流れにふさわしい人ではない。そして従軍慰安婦決議や沖縄「集団自決」訴訟に見られるように、歴史修正主義者の嘘が暴かれる時代にふさわしい人ではない。「つくる会知事」を誕生させた三党の罪は重い。
既に述べたようにこの人物がかつて、そして今も歴史修正主義者たちに協力を惜しまない人物であることは明白である。しかし、公式サイトを覗いても民主党のサイトを覗いても、つくる会賛同者・教科書改善の会/日本教育再生機構シンパとしての経歴には触れられてはいない。それで追求を受けることもなく当選したのだから、うまくやったものである。
特にコロリとやられたのはまたしてもマスメディアだ。インターネット上で当選を伝えるいくつかの記事を読んだが、これをいわゆる「政権交代」と関連づけるものが散見された。ここまで来れば「政権交代」は一つの病ですらある。「次期衆院選の前哨戦」などと言って、浮かれている場合ではないのだ。
これから懸念されるのは、彼が県教育委員会に圧力をかけて教科書採択に介入してくるのではないかということだ。それ以外にも、国旗・国歌を敬え、愛国心を持て、等と知事の立場で発言することが充分に予想される。
要するに、日本にまた一人、要注意知事が生まれたということである。
■ 引用ページ一覧
・教科書改善の会 - 第3回教科書改善シンポのお知らせ (魚拓)
・ 日本教育再生機構 - 広報誌『教育再生』第11号(魚拓)
・「美しい国づくり」プロジェクト - 川勝平太「富国有徳のガーデンアイランズ」に向けた「美しい国づくり」 (魚拓)
・民主党 - 静岡県知事選挙 民主党は川勝平太さんを推薦します(魚拓)
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