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内閣支持率が続落19・7%に…読売調査
麻生内閣の閣僚補充人事を受けて読売新聞社が2〜3日に実施した緊急全国世論調査(電話方式)によると、内閣支持率は19・7%で、前回調査(6月13〜14日実施)の22・9%からさらに下落した。
自民党役員の交代を断念した一連の人事で、麻生首相が指導力を発揮したと思わない人は83%を占め、人事を巡る混迷が支持率低下につながったと見られる。鳩山民主党代表の資金管理団体の個人献金偽装問題で、鳩山氏が説明責任を果たしていないと思う人は80%に達した。
内閣支持率が2割を切ったのは3月6〜8日調査の17・4%以来だ。5月16〜17日調査では30・0%まで回復したが、その後は3回連続で下落した。支持率は明確に低落傾向に転じ、衆院解散・総選挙の時期に影響する可能性もある。今回の内閣不支持率は66・4%(前回67・8%)だった。
閣僚補充人事を「評価する」は16%に過ぎず、「評価しない」が56%に上った。
民主党が次期衆院選で政権交代を「実現できる」は47%(同45%)で、「そうは思わない」39%(同44%)を上回った。
鳩山氏の資金管理団体を巡る個人献金偽装問題に関しては、責任を取って代表を「辞任すべきだ」30%より、「辞任する必要はない」57%が多かった。
ただ、次期衆院比例選の投票先を見ると、民主は35%で自民25%を上回ってはいるものの、前回42%からは後退した。自民は前回25%から横ばいだった。
麻生氏と鳩山氏のどちらが首相にふさわしいかでは、鳩山氏41%―麻生氏24%で、鳩山氏優位は変わっていない。前回は鳩山氏46%―麻生氏26%で、ともに数値は下げたものの、鳩山氏の落ち込みが大きかった。
政党支持率は民主28・6%(同29・2%)、自民25・5%(同25・0%)だった。
(2009年7月3日22時00分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090703-OYT1T01000.htm?from=main2
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