★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK66 > 828.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
2009/7/5 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/84419
「大山鳴動して小ネズミ2匹」――アホみたいな内閣改造騒動だったが、麻生の人事でひとつだけ国民がホッとしたことがある。電波ジャックして、猟官運動を展開した世紀のハレンチ知事、東国原の入閣が見送られたことだ。しかし、安心するのはまだ早い。とことん落ちた自民党、その足元を見ている東国原。反吐(へど)が出るような醜い芝居にはまだ、第2幕がある。
●改造騒ぎのアキレた裏側と今後
そもそも、東国原の入閣は誰が言い出したことなのか。自分勝手な理屈で、東国原を国政に担ぎ出そうとした面々がいるのだ。そうしたら、卑しい東国原は「知事を辞めるのだから……」と条件闘争に出た。TVを利用して、自分を売り込み、もっと高く売ろうとした。
政治はオモチャにされたのである。
「東国原を国政に引っ張り出そうとしたのはまず、古賀誠選挙対策委員長です。東国原を次期衆院選に担ぎ出せば、話題になる。票も増える。こんな理屈でしたが本音は違う。東国原を九州の比例に出して、自民党票を稼がせ、自分が小選挙区で負けても比例復活できるようにしたかったのでしょう。自民党の丸山和也参院議員が古賀に噛みついたところ、古賀は『九州比例から出したい』と本音を漏らしたそうです」(政界関係者)
もうひとり、この話に積極的だったのが町村派の中山成彬事務総長だ。いったんは政界引退を表明したものの、未練が出てきた中山は、東国原を国政に担ぎ出し、後釜の宮崎県知事を狙っているそうだ。で、「やれやれ」となったのだが、東国原も「九州の比例」では納得しない。「東京の比例」という話も出たが、東国原サイドは「地盤を持たない比例候補では小泉チルドレンのように使い捨てにされる」と難色を示したという。
そこで、国民が絶句した入閣話が出てきたわけだ。
「東国原が入閣してくれれば、改造人事の目玉になる。麻生官邸も一時は歓迎しましたが、用意したのは総務相ポストではなく地方分権の特命担当相だった」(官邸事情通)
これにカチンと来たのか、東国原サイドは断った。これが入閣騒動の顛末だというのだ。
「東国原にしてみれば、ドロ舟麻生内閣で特命担当相をやっても、すぐ内閣がかわる可能性がある。だったら、麻生降ろしを静観し、次の内閣で入閣、衆院選出馬のシナリオの方がいい。こう考えたのでしょう。つまり、東国原の入閣、国政転身はまだ消えていないのです」(テレビ局幹部)
もういい加減にしてくれ!
(日刊ゲンダイ2009年7月2日掲載)
2009/7/5 10:00 更新
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK66掲示板
フォローアップ: