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「太田 光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」について & 何故、そこまで東国原英夫を特別扱いするのか?
http://www.asyura2.com/09/senkyo66/msg/750.html
投稿者 シチズン 日時 2009 年 7 月 03 日 21:59:45: 5ciTDWA0eEak2
 

先ず、下記は、2009年6月21日付けで、小沢さんのHPの掲示板に投稿した文章です。
下記、


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『信念と、願いについて 〜太田 光の番組を観て反論として感じたこと〜』

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今回は、

日テレ「太田 光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」2009年6月19日放送分
を観て感じたことについて、少し書きたいと思います。


それ程苛立たしい内容で、
出演していた原口議員なども番組傾向のあまりの酷さに、失望していた様子でした。
僕自身、この番組が好きだからとか、いい番組だと思って観ているのではなく、
マスゴミの意図をチェックする為に時々観ています。


この番組には毎週、様々な魑魅魍魎が出演していますが、
その中でもいちばん鬱陶しく醜悪なのが、自民党の大村秀章議員です。


単に愚直というのならいいですが、大衆を欺く為に演技をし、
政治離れを扇動する為に、番組出演をするのは悪質な行為です。


国会でも審議の大事な部分を、野次で遮り台無しにするのがコイツの役目で、
この番組でも同じようなことをしている。
こういう人間が、鬼畜のように醜く馬鹿笑いをし、政治家を名乗ること自体、絶対に許せません!
大衆受けを狙っているのではなく、こいつらは腹の底で大衆を馬鹿にしているのです。


或いは、大衆・国民に端から見切りをつけているといったほうがより正確か、
愛情がないからこそ、堂々と平気で嘘が言えるのでしょうね。


(YouTube 自民党大村秀章議員はパチンコ業界から1億円の献金)

http://www.youtube.com/watch?v=4XTq5aRlNJw&eurl=http%3A%2F%2Fameblo%2Ejp%2Fworldwalker2%2Fentry%2D10139827097%2Ehtml&feature=player_embedded


爆笑問題の太田 光も、時々新自由主義者(Neo Liberalist)の顔が見えることもあり、

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%BC%AB%CD%B3%BC%E7%B5%C1%BC%D4

或いは、みのもんた化、ビートたけし化していっているのか?


太田 光は、大村秀章に対し、(“アニメの殿堂”に関して、)エンターテイメントについて激しく言い争ったが、
それを言うならエンターテイナーのほうもふざけて総理などと名乗り、政治を茶化すのはやめろ、
という話にもなるだろう。
だから、この2人のスタンスはある意味、とても似通って見える。


芸人が政治に首を突っ込むことそのものが、自己矛盾していると、僕はそう思いますし、
これは宮崎県知事という芸名で野心を抱いている東国原にも言えることです。


勿論、芸能人としてではない、個人としての意見というものはあっていいと思いますが、
「太田 光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」という番組そのものが、サーカスであり、
エンターテイメントの場であって、それ以上でもそれ以下でもない。


視聴者はあれがエンターテイメントであり、見世物であり、
報道番組(偏向報道で歪んではいますが)などとは主旨が異なるものだということを念頭において観る必要がある。


一般人は、必要な時に考え、必要な時に意見を言う。
そういう意味では、余計なことは言ったり書いたりする必要はないが、

対して芸能人は、飽和していても、考えがまとまっていなくても、冷静に発言出来る状態じゃなくても、
ギャラの為、キャラの為に、とにかく何か言わなければならない、何か吐き出さなきゃならない(つまり嘔吐物)、
混沌とした中でアピールしなければならない、


芸人は社会風刺だけではなく、物事をおかしく見せるのが仕事なのでしょうが、
新庄剛志が以前、日刊スポーツ誌でプロ野球について語った、

「プロ野球の存在意義は、その街の人々の暮らしが少し彩られたり、単調な生活がちょっとだけ

豊かになることに他ならない」

こういった精神こそ、本来あるべき姿として芸人にも当てはまることだろうと思います。


ですが現状は、愚民化政策に甘んじて利用されている、世も末といった様相になってはいないでしょうか?

芸人や芸能人たちの馬鹿笑いを見る度、まるで3S政策の道具に見えます。


(3S政策とは)

http://ja.wikipedia.org/wiki/3S%E6%94%BF%E7%AD%96


確かに、今の与党政治は稚拙で悪質なもので、呆れて物も言えないお粗末なものではあるけれども、
政治は笑って済まされるものではない。


芸人の権力は、影響力なのかもしれないが、政治の権力は人の命を奪う事だって出来る、
人権に関わる絶対的な権力なのです。
戦争を起こすことも出来る、それくらいの権力を持っているのが政権与党の政治家たちです。

太田 光などがポピュリズムの皮を被ってチャンバラごっこを大衆に見せている、見世物は、
まるで郵政民営化問題の本質を隠す為に、西松事件を煽り立てた、マスゴミの世論操作と同じに
見えます。


放送内で、太田 光は、

「政権交代が実現してもそんなに変わらない、自民党も民主党も同じ」というふうな発言をしていました。
そう発言することで自らの影響力を行使した、とも言えると思います。


そんなに変わらないのであれば、じゃあどうするつもりなのか?

「太田 光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」という番組を観ていれば、
それで日本を変えることが出来るとでもいうのか?


それとも、「どうせ変わらないから、投票へ行っても無駄だ」とでもいうつもりなのか?

「政治なんてどうせ俺たちにはカンケーねーことだから、好きなことしてやりまくって馬鹿笑いしてようぜ!」とでも言うのか?

結果、そうやって政治を諦めた人たちを笑わせてナンボ、ということか?


もし、期待の裏返しとして民主党にハッパをかけるのなら、個人的に意見すればよいことだし、
それを公共の電波でパフォーマンスとして“見せる”意図はまた別にあるのだろう。


世界で起きている物事の、様々な問題を突きつめていけば、必ず同じところに辿り着くはずで、
要するに世界中の問題は、世界を実質上支配している一握りの特権階級によって引き起こされている。
それは調べれば調べるほど、強大で、圧倒的で、根深い支配であることがわかりますが、
だからといって、

「自分たちは何も変えられない、何の力もない、何も出来ない、無力だ、無謀だ」というわけではないと思います。
そんな世の中でも、自分たちはこの世界に生まれ、そして、子供たちもこの世界で生きていかざるを得ない。


ならば、「何が出来るか、何を良くしていけるか、そして、何を咎めなければならないか?」を考えるべきだ。


以前、「硫黄島からの手紙」という映画を観ました、

硫黄島作戦における日本軍の作戦目的は、本土防衛の最後の砦として、
米軍の日本本土攻撃を遅らせる為の時間稼ぎであり、
持久戦を展開し、兵士の命と引き換えに1日でも長く持ちこたえ、
本土にいる国民や家族を守る、その為に、一人一人の兵士が命を差し出し、
祖国や家族の未来の為に、兵士たちは死んでいったのだと思いますが、

その一日の重みが、いま僕たちには同じように問われているのではないでしょうか?
またこれまでもそうして歴史のなかでどうにか希望を受け継いできたのだと思います。

僕たちが政治を監視し、問題点を追及し咎めることを怠らなければ、
或いは愚民化教育や洗脳の呪縛から、自らを切り離すことをそれぞれが心がけていれば、
その分だけ少しでも多く、自分の愛する人や子供たちに未来を残していけるのではないか?
或いは、宗教にお仕着せされなくても、自然に“愛”を信じることが出来るのではないか、
そう思います。


ファッションや芸能ゴシップ、グルメやスポーツ、お化粧などに費やす時間の一部を、
政治や世の中の問題について考えるだけでも良い、
そうした時間の蓄積は、ある意味で投資のようなものだと思うのです。


自分の愛する人たちや、子供たちが将来この先住み良く生きていく為に、
この世界を守っていく、受け継いでいく、それに対する投資です。

僕らが真剣に考える時間の蓄積と同じ分だけ、自分の愛する人を生かすことが出来るのだと
そう思えばいい、
エコノミー・ポイントよりもはるかに有意義なことだと思います。


(エコロジーとエコノミーの違い)

http://www.burat.jp/members/writerblog/entry_disp.200702161820-3000043.200706101537-5000037.200806100718-5000071


そうして民度を上げていく。


ただ兵隊を作る為のものとして、教育水準を高めるというのではなく、
そういう愛情のもとに民度を高めていくべきだと感じます。


最も政府が補正予算での導入を決定した電子黒板などでまともな教育が出来るとは到底思えませんが・・・

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追記、2009年7月3日放送分を観て感じたこと

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今日放送された、2009年7月3日放送分の、
「太田 光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」も非常に悪質な内容でした。


「日本の政治はこのままではいけないのではないか?」と、国民に政治参加を呼びかけるものではなく、

「自民党も民主党も結局同じ。政治を諦めよう。投票にいくのも面倒だから止めておこう」
と思わせる狙いがありました。


それに気付いた原口議員が、それを糺そうとして努力している姿が印象的でした。
原口議員の丁寧な説明は、誠意が感じられ、真摯だったが、
太田 光や北斗 晶(国民の代表のふりをしたおばさん)はまずいという顔をしていた。


それは、街頭インタビューのサンプルを観ても、
「総理大臣になってほしい人の人気ランキング」の半分以上を、芸能人やお笑い芸人が占めていることを見ても、
或いは、電話投票の選択肢が誘導的であり、おかしいことを見ても、明らかでした。


キャスティングから、そいつらの個々の発言までまるで台本どおりで、
編集によって巧みに計算され尽くしているようでした。
当然、野党からの、狙いに背く発言などは部分的にカットされたり、(最終結論に導く材料として)悪用されたりしているでしょう。


それともう一つ、この番組に限ったことではありませんが、
何故、ここまで東国原英夫(マスゴミが作り上げた“政治タレントであり、宮崎県知事という芸名でタレント活動中)を特別扱いするのでしょうか?


今回の「太田 光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」でも、中継で特別出演させたりしていましたが、
明らかに視聴率狙い以外の、自民党寄りの腹黒い意図が感じられます。


何も、芸人仲間として、太田 光が東国原英夫に親近感を抱いているからという理由では
ないでしょう。
また、「東国原英夫が国民の代表だから」などと、勘違いも甚だしいような理由でもないでしょう。


そもそも、国民投票で総理大臣を選ぶという議題そのものが、今の自民党と東国原英夫に利する議題に
他ならないと感じました。


人によっては、「民主党に利する議題も取上げているじゃないか!!」と反論する方もおられるでしょう。
しかし、それは政治を諦めさせる意識操作の断面でしかなく、重要なのは最終結論をどこに導こうとしているかという悪意が問題なのです。


結果、選挙投票時期に、こう思わせられればいいのです、

「自民党も民主党も結局同じ。政治を諦めよう。投票にいくのも面倒だから止めておこう」


皆さん、繰り返しになりますが、

「太田 光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」という番組そのものが、サーカスであり、
エンターテイメントの場であって、それ以上でもそれ以下でもなく、

視聴者はあれがエンターテイメントであり、見世物であり、
報道番組(偏向報道で歪んではいますが)などとは主旨が異なるものだということを念頭において観る必要があります。


くれぐれも騙されないように気をつけていただきたいと思います。


皆さんが騙されることは、
皆さんの子供たちや大切な人まで、間違わせることにつながってしまうのです。
政治は、皆さんの生活を左右し、皆さんの人生を変えるほどの権力と強制的な行使力を持っています。


そして、いいかげんな判断を下せば、
真剣に憂慮してきた人たちまで、連帯責任を背負わされてしまうのです、
そのことをもっと重要視して、政治について監視の目と、本質を見極める目をもっていただきたいと思います。


それが、僕ら一人一人が生きるための術にもなるのです。


太田 光や東国原英夫、ビートたけしが総理などと、ふざけて済む話じゃない。
彼らは政治家ではなく、“政治タレント”でしかありません。
政治について物申すなら、安易に政治番組で悪影響を生むのではなく、映画などで堂々と訴えたらどうだ?


(文章終わり)

 

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