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6月30日2時30分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000007-mai-pol
自民党は29日、次期衆院選に党公認候補として擁立を打診している東国原(ひがしこくばる)英夫・宮崎県知事について、比例東京ブロックの1位など上位で処遇する方向で検討に入った。同党の古賀誠選対委員長は29日、河村建夫官房長官と会談し、東国原知事が国政転身に意欲を持っているとの認識を表明。河村長官は同日夜、麻生太郎首相にこうした情報を伝えた。
自民党は次期衆院選をにらみ、静岡県知事選(7月5日投票)と東京都議選(同12日投票)を重視。内閣支持率や党支持率が伸び悩むなか、同党系候補の苦戦が予想されることから、知名度の高い東国原知事の選挙応援に期待している。今週末に静岡知事選を控え、東国原知事の早期決断を促すため衆院選での処遇決定を急いでいる。
古賀氏は今月23日、宮崎県庁を訪ね、東国原知事と会談し、党公認候補として立候補するよう要請。これに対し、東国原知事は自民党からの出馬に応じる条件として、(1)自分を党総裁候補にする(2)地方分権に関する全国知事会の要望を党政権公約(マニフェスト)に盛り込む−−の2点を要求している。
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