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ではないかと疑っています。
恐らく麻生太郎氏は自分のミッションを知らされていないのでしょうが、振付師達は意図的に自民党を終わらせようとしているのだと思います。
歴史に残るこんな大馬鹿な役ですから、誰も引き受ける人はいないでしょうが、ただ一人“裸の王様”麻生太郎氏だけは気がつかないで、来る都議会選挙や衆議院選挙で勝てると思っているのでしょう。
盟友、鳩山総務相を切って、西川社長を続投させたら恐らく負けるであろう衆議院選挙の敗北を、更に決定的なものにすることぐらい誰が考えたって分かったはずです。
これだけ駄目な首相で総選挙を戦えないことは分かりきっているにもかかわらず、結局、麻生太郎の手で解散、総選挙、ボロ負けということになるようです。自民党の選挙と顔としてどうにもならないことは明らかですが、若し勝って首相を続けていくなんて考えられることでしょうか。そんなこと自民党の国会議員が一番良く知っていることでしょう。海部元首相は解散したくてもさせてもらえませんでしたが、麻生太郎氏は負けるための解散をさせてもらえるようです。
お笑い芸人にあそこまで馬鹿にされて、宮崎県はともかく、全国的には更に票を減らしたことは間違いないでしょう。
お笑い芸人を立候補させることに成功したとしても、自民党がまともだと思われている時なら話題性があってプラスになったかもしれませんが、こんな時にお笑い芸人では自民党自体がお笑いになり、マイナスに作用するでしょう。麻生太郎という人は本当に阿呆らしくて、街頭演説でもお笑い調でやっているみたいです。
ついでに言うと、小泉郵政選挙が成功したのは、劇場型とか云われて上手にTVやマスコミを利用したことですが、ただTVに露出したから支持を集めた訳ではありません。国民に分かりやすい“敵”を示したことが成功の根源です。
小泉が示した“敵”は表面的な“抵抗勢力”ではありません。生活の苦しい国民に示した“敵”とは、自分の近くにいて顔の見えて、自分たちより楽して、自分達より収入が多く、身分保障の厚いと思われている、普通の公務員や公営事業の職員です。これらの人々に対する多くの国民が持っているであろう嫉妬心は雲の上の高級官僚より分かりやすいのです。これを“郵政改革”というオブラートにつつんで国民に提示したのです。
このやり口は為政者の常套手段です。ヒットラーは金持ちも多かったユダヤ人を“敵”に仕立てました。中曽根元首相は、国鉄職員を“敵”に仕立てました。教員に対するバッシングも幾度となく繰り返されています。身近な“敵”を仕立てられないTV露出は効果が薄いでしょう。それどころか、小泉達が世襲と特権に胡坐をかく“敵”になり兼ねない状況です。
自民党が終わるためには、僅差で負けるのでは不足です。僅差の負けなら次の総選挙で逆転の可能性もあるからです。完膚なきまでに徹底的に負ける必要があります。そうなると、自民党の陣笠連中や落選議員、あるいは振付師まで雪崩を打って民主党に吸収されていくことでしょう。連立とか大連立ではなく、吸収されて行くのです。
更に司法による糾弾が待っています。郵政の問題は、大隈重信が失脚した北海道開拓史官有物払下事件に匹敵するか、それ以上のスキャンダルとなるかも知れません。自民党が完膚なきまでに負けると、検察は事実に沿った捜査を行わざるを得なくなり、捜査が正常に行われると、竹中平蔵元大臣に行き着くことでしょう。小泉純一郎元首相も少なくとも政治責任は問われるでしょう。刑事責任まで問われるかもしれません。これで自民党としては完全に再起不能に陥るでしょう。皮肉なことに、小沢不当捜査は、検察は民主党の側に立って捜査している訳ではないというアリバイになるでしょう。まあ、それでも時の権力の側に立っているという批判は免れませんが。
と考えるしか今の自民党の動きは理解出来ません。
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