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(回答先: 「政治とカネ」30年の暗闘活写 『検察vs小沢一郎』26日発売 (1)【産経新聞】 投稿者 gataro 日時 2009 年 6 月 26 日 13:18:32)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090624/crm0906241923023-n2.htm
「政治とカネ」30年の暗闘活写 『検察vs小沢一郎』26日発売 (2/3)
2009.6.24 19:21
しかし、特捜部は金丸氏を脱税で逮捕して汚名を返上。この捜査から発展したゼネコン汚職事件(5〜6年)が、結果的に今回の事件の起点となる。規正法が改正され、使途秘匿金制度も導入される。副社長が逮捕された西松社内では、国沢被告が台頭。7年に専務兼社長室長に就任し、トンネル献金と海外裏金という2つの裏工作を始める。
東北の談合組織も「再編」され、受注拡大のチャンスとみた西松が頼ったのが小沢事務所。当時「政権奪還」を目指していた小沢氏側も、「軍資金」である西松からの献金はのどから手が出るほど必要で、双方のもくろみが一致したとされる。
第3部は、小沢氏が司法試験失敗という挫折や、師への“裏切り”などを経て、「剛腕」と称される大物政治家になっていく軌跡をたどる。
小沢氏は弁護士でもあった父の影響を受け、司法試験を目指すも失敗。昭和44年、田中氏が幹事長として指揮した総選挙で初当選し、田中氏の“秘蔵っ子”となる。しかし、田中氏がロッキード事件で逮捕されると、非情な一面を現し、新派閥の創設に奔走。金丸氏に引き立てられ、竹下派「経世会」の実力者へと上り詰めていく。田中、金丸両氏から受け継いだ金権選挙を繰り広げる一方、両氏失脚の引き金となった事件捜査を行った検察に対しては「裁量権の拡大だ」などと反発を強めていく。
第4部では、今回の事件の意義や、検察の独自捜査が、先例にならうだけでは摘発できない事件を立件できる利点がある一方、恣意(しい)的な面が目立てば「権力の乱用」と受け取られかねない「もろ刃の剣」であることを述べている。
事件を指揮した東京地検のトップが、「政治資金規正法のエキスパート」といわれる人物で、手口の巧妙化などにより、収賄罪での摘発が困難になっている近年の政界捜査では、官僚的な先例踏襲主義の手法ではだめだというのが、最近の検察の考え方だとする。
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