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http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1053
昨日も忙しかったので、テレビのニュース報道番組はほとんどフォローできなかった。東国原宮崎県知事の件はかなり大きく報道されたようである。今朝も『おはよん』(日本テレビ)は、トップで報道していた。そもそも今回の東国原騒動とは、いったい何なのか。東国原宮崎県知事に自民党から出馬してもらいたいというだけのことではないのか。東国原宮崎県知事が衆議院選に出馬した場合、宮崎県では知事が欠けるので大騒ぎしなければならないが、ただそれだけのことに過ぎない。
仮に東国原知事が衆議院選に出馬するとしても、いったいどこから出馬しようというのか。小選挙区から立候補する場合は、たぶん宮崎県1区であろう。それならばたぶん当選するだろう。比例区から立候補する場合、いったいどのブロックから立候補するのであろうか。九州ブロックだと思うが、東国原効果の期待される他のブロックということも考えられる。比例区から立候補する場合は、いずれも上位の順位で立候補することになろう。
果たしてその効果はどの程度のものなのか。宮崎県の選挙区から立候補する場合、その選挙区で1議席は確保できるだけという話なのである。全国11ブロックあるいずれかのブロックから立候補するしかないのだ。総裁候補にしてくれることを条件にするくらいだから、比例区の順位は1番を要求するであろう。だから東国原氏の胸にバッヂは着くことは確実であろう。ただそれだけのことなのである。東国原宮崎県知事が自民党から立候補したとしても、自民党の人気が上がる訳でもないし、比例区の得票がそんなに増える訳でもないだろう。衆議院選の比例区では、個人名は書けないのだ。無効票になるだけなのだ。
だから、目前に迫った衆議院選挙に与える影響・効果はほとんど期待できないバカ騒ぎ(空騒ぎ?)に過ぎないのである。そんな愚かなバカ騒ぎを深読みすることは無意味である。価値がない。さも重大だと騒ぐ者には何らかの意図がある考えた方がよい。そもそもこのバカ騒動を仕掛けた人物が誰かを考えてみたら、このバカ騒ぎの本質は分る筈である。東国原宮崎県知事も立派な仕掛け人のひとりである。彼は宮崎県のセールスマンに徹することがバカらしくなってきたのだろう。そして自民党に心を売ったのだ。それは道路特定財源の暫定税率廃止の時にハッキリしたことだが……。
今日はこれから名古屋に行ってくる。もちろんトンボ返りだ。午後には新著『翔べ! 鳩山由紀夫』が事務所に届く手筈になっている。本を出すのも大変だが、本を売ることも大変なのだ。新著『翔べ! 鳩山由紀夫』をできるだけ多くの人々に読んでもらうことが来るべき戦いの勝利に繋がると信じている。そう考えると選挙の票読みのようなもので楽しくなる。この件については、近い内に改めてお願いする
それでは、また。
★選挙のプロから見ると、東国原の出馬の影響は限定されている、だからそれほど右往左往することはない、ということのようだ。
民主党の対策は、東国原のマニュフェスト破り批判(任期は満了する、県の経済の立て直し、そのほかマニュフェストで実現していないこと多数)をしておけばいい。
政治家としての力量を冷静に批判すれば事足りるのではないか。
要するに、やたらと影におびえるのではなく、東国原の政治家としての実情、リアルな姿をはっきりと示せば、期待はしぼむのではないだろうか。
古賀との会見の時のハードルが高すぎて、出馬はないという見方も出ている。
その場合は、自民の応援に回るのだろうか。
その時は、地方分権に対する自民の姿勢、民主の姿勢、知事会が出しているマニフェストが本当に住民のためになるか、を冷静に議論し、アピールしていけばいいのではないか。
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