★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK66 > 1210.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 外務省に密約本文 元条約局長が証言(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 7 月 11 日 11:20:38)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090711k0000m010149000c.html
*記事後半部分
◇外務省、打算と保身
外務省条約局長を経験した元同省幹部が自ら確認した日米密約文書について詳細に証言した。外務事務次官経験者らが核搭載艦船の日本への寄港を認める密約について証言する一連の動きと無関係ではない。
こうした動きの背景には、同省有力OBの冷徹な打算もあるとも言える。北朝鮮の2回目の核実験やオバマ米大統領の新しい核政策を受けて、発言しにくい現役外務官僚に代わって、「米国の核の傘」を強化するメッセージを発したいという思惑も透けて見える。
それに加え、密約公開を掲げる民主党による政権交代の可能性が出てきていることから、先手を打ち密約をなし崩しに認めておこうという保身的側面もある。
しかし、現役、OB一体となって身を切るような密約隠しの検証を続けなければ、国民から理解は得られないのではないか。
ところが元外務事務次官の1人は「情報公開制度ができた時(01年4月)に、口頭了解など国と国の約束かどうか法的にはっきりしないものは整理した」と暗に破棄したことを認めた。
独立間もない日本の国力を考えれば、寄港密約を結んだ当時の外交を一方的に非難できないかもしれない。しかし、冷戦が終わって約20年が経過しても密約隠しを続けることが、日米同盟の深奥できしみを生じさせているのも確かだ。
日本を含めた北東アジアの核を巡る環境は緊張を高めており、日本は核政策について真剣に考える時に来ている。密約の証言はOBに任せ、政府・外務省の現役幹部が「密約はない」と言い続けるのは今後の日米関係にとって大きなマイナスだ。【須藤孝】
毎日新聞 2009年7月11日 2時30分(最終更新 7月11日 4時24分)
●関連記事「毎日新聞」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090711k0000m010030000c.html
核密約:外交文書破棄に「犯罪行為だ」民主・岡田氏
民主党の岡田克也幹事長は10日の記者会見で、核搭載艦船の寄港を認める日米間の密約に関する外交文書を外務省が破棄したとされる問題について、「犯罪行為だ」と指摘したうえで、密約の存在を認めない政府の態度を「しらを切る外相、首相は国民から見て信任されない内閣だ」と批判した。
また、岡田氏は密約をめぐる文書の存在に関し、「政治家が認めるしか問題の解決の糸口はない」と主張。「普通は本当に捨てることはしないだろうし、隠されたこともあるので徹底的に調べる」と述べ、政権交代をすれば、文書を捜し公開する考えを示した。【野口武則】
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK66掲示板
フォローアップ: