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(回答先: 総理一年の使い捨て (二見伸明 THE JOURNAL) 投稿者 旅烏 日時 2009 年 7 月 10 日 18:25:51)
それは、日本の政治状況が、基本的にはアメリカの軍産複合体の支配下にあるということだ。
自分たちで自由に政策を決めれないから、政策論議など無理なのだ。政治家や官僚が無力だった例の最も分かりやすいものはエイズ薬害事件だ。マスコミを含めて、非加熱血液製剤がエイズ感染の原因であると言う事実を少数の例外を除いてまったく明らかにしなかったし、売買春を通じて感染したものだとする印象を世間に与え、薬害エイズ患者の方々が告発をすることを妨害した。
エイズ薬害事件は、もともと、アメリカ政府が自国民に対して使用禁止にしたのだから、アメリカ国内で非加熱血液製剤の製造を禁止し、在庫は廃棄、輸出も禁止とすれば、本来問題は起こらなかったのだ。しかし、そうはされず、一年以上に渡って、アメリカ国内で使われなくなった非加熱製剤の在庫処分分と、新規に製造されたものが日本やフランスへ輸出され続けられた。
政権が短命で終わっているのは、ある意味、それぞれの政権が、アメリカの意向に素直に従っていないからだと思う。戦後、長期政権を維持したのは、佐藤栄作、吉田茂、
小泉純一郎、中曽根康弘、池田勇人、岸信介などであり、佐藤栄作までの吉田茂、岸信介の3人は、ソ連の存在によって世界のパワーバランスが日本にとって有利であった時代のものだ。中曽根康弘や小泉純一郎は、かなりアメリカの意向を受けて動いていた部分があるように思う。特に、小泉純一郎は、ソ連崩壊後の長期政権であり、その背後には、アメリカの意向が非常に色濃く出ている。
小泉純一郎政権で印象的だったのは、南米へ行き、移民の方々を前にして彼が涙したことだ。本来なら、これら移民の方々と同じく自分も国のために社会のために汗して働きたかったのだと、彼のそういう思いが見えたように感じた。
イタリアで開かれているサミットで、麻生首相の存在感があまりないとマスコミが盛んにはやしているが、それは、反面、麻生首相がアメリカの意向にさまざまな点で沿っていないからに違いない。
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