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2冊の本から
先週(6月28日〜7月4日)も、私は多くの単行本や雑誌などを読みました。
その中で私が「びっくり」したのは、副島隆彦さんと植草一秀さんの対談書の『売国者たちの末路』(7月1日、祥伝社刊)です。副島さんは親しい人ですし、植草さんとも1−2回は面識があります。二人ともアタマの良い人で、マクロに正確に把める人です。
しかし、この本の内容には、「本当だろうな」と思いながらも「びっくり」しました。いま一番売れている本で、書店では売り切れが出ているもようですが、ぜひ一度目を通してください。皆さんも読まれると「びっくり」されると思います。
副島さんは、この本の「まえがき」の中で、つぎのように書いています。
お会いしてみると、植草氏は実に上品で、温厚で、まるで京都のお公家(くげ)様のような人である。彼は竹中平蔵ら、アメリカの指図のまま動き、犯罪的攻撃を仕掛ける者たちの毒芽(どくが)にかかった。狙われた愛国者は十字架に架けられる。
植草氏は日本国で「郵政民営化」という名の、日本国民の資産の強奪(アメリカに貢いだ)を行なった者たちの所業を、最も正確に緻密に分析し指摘してきた一流の経済学者である。そのために植草一秀は、竹中平蔵を守り護衛する、アメリカで訓練された公務員忍者部隊に狙われ、残酷なスキャンダル攻撃で痛めつけられた。例の痴漢冤罪の謀略である。
冤罪とは「無実の罪」のことである。この対談本を読んでいただければ、植草一秀氏を陥(おとしい)れ、恐るべき策略の罠にかけた者たちの動機と蠢(うごめ)きの様子が理解できるであろう(転載ここまで)。
もう一冊びっくりする記事が多く、これまた「本当かな?」と思いながら読んだのは私が主幹として出している『ザ・フナイ』の本年7月号です。よい月刊誌だと思います(記事内容のチェックは編集長に一任しています。ただし責任は私が取ります)。
この中の中矢伸一さんの文章とベンジャミン・フルフォードさんの記事にびっくりしたのです。
中矢さんは、つぎのように書いています。私のまったく知らなかった内容でした。
肉食は健康にも悪いばかりか、地球環境にも重大な影響を及ぼしているということを、子供たちに判りやすい言葉と表現で教えれば、この授業をきっかけに肉を食べるのをやめる子も多いだろう。母親たちも、あえて肉を食事に盛り込むことは控えるだろう。
スーパーなどで食肉商品として陳列されてしまうと想像もつかないが、牛豚の処理の仕方は極めて残酷なものだ。
牛の場合は、まず「電撃銃」で眉間を撃って気絶させる。次に針金を差し込んで脳細胞を破壊してから首を切り、放血させる。この時点では牛は死んでいない。心停止が起きてしまうと、血液の循環が止まって放血ができなくなるからである。牛は数も少ないし暴れると大変だということで気絶させてから放血するそうだが、豚は数が多いので気絶すらさせないという。殺される時にはものすごい叫び声をあげるそうだ。
平成15年度の推計によると、一年間で殺処分された犬猫の数は約44万匹だが、それでもひと頃よりかなり減ったらしい。実験用に払い下げられる犬猫の数も激減し、平成18年にはついにゼロになったと言われている。ただし、動物実験が廃止されたわけではもちろんない。
実験に使われる動物たちの場合、むしろ食肉に回される動物たち以上に地獄的な苦しみを与えられると言ってよい。人間の勝手な都合による医学的データ(しかもほとんど何の意味も持たないという)のため、今日もモノを言えない動物たちが悲鳴を上げている。
子犬の足を繰り返しハンマーで殴って打ち砕くという実験もあるそうだ。「心理的ストレス状態を引き起こすため」だという。両目をえぐり取り、動かぬように固定した猫に、死ぬまで脳に電気ショックを与え続け、「神経の反応を調べる」という実験もある。こうしたことが、医学の名のもとに行われていることを、ほとんどの国民は知らない。
ここで言いたいのは、こんなことをしていては、「ミロクの世」など永遠に来るわけがないということだ。命ある動物を人間たちの都合で大量に殺戮(さつりく)しながら、精神性の高い、平和で住みよい社会づくりをしようとしても、上手くいく道理がない。
「国家の偉大さや、道徳的水準は、その国で動物たちがどのように扱われているかによって判断できる」
インド独立の父、マハトマ・ガンジーの名言である。
動物の扱われ方という観点から見ると、今はむしろ日本より欧米の方が進んでいる部分もある。日本はその意味で、「道徳的水準が低い」どころか「後進国」である。私には、最近起きているBSE、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザといった一連の騒動が、人類に早急な気づきを促しているように思われてならない(転載ここまで)。
また、フルフォードさんは、つぎのように記載しています。これこそ「本当かな?」とびっくりしました。
アメリカ社会は早くて7月、遅くとも9月頃に、完全に混乱状態に陥る可能性が高い。また、以前、過激派のロスチャイルド・ブッシュ一派が追い詰められたと思われたとき、彼らは9・11テロ事件を起こして偽テロ戦争を始めた。今回も彼らが、想像を絶する悪質な行動を起こす可能性も否定できない。
例えば、すべての世界の国が、米連銀の連中との取引を拒む予定になっている。その時、アメリカが倒産を発表してから無理やり、カナダとメキシコと合体して、世界から浮いた北米同盟をつくろうとする計画があるが、この計画はすでにバレている。だからロスチャイルド・ブッシュ一派が悪質な行動に出ないよう、最後まで気を緩められない。難航すれば、混乱が2011年まで続くかもしれない。
今、行われている交渉がうまく行けば、世界の裏の真実をわかっている人たちだけではなく、一般の人たちでもわかるように、世界の大本営発表が変わるだろう。この『ザ・フナイ』誌などの先進的な媒体が、発表しているような情報が、一般のテレビや新聞で報道されるようになる。その時が来れば、世界が黄金の時代に入るのだ(転載ここまで)。
中矢さんやフルフォードさんは、すばらしい人間性の友人です。確証を大事にする人です。だから、私は「本当かな」と思う一方で、やはり「私は世の中のことを知らないのかな」と疑問を持ち、反省しながら、読者にこの『ザ・フナイ』も、ぜひ読んでほしいと思ったのです。
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