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東国原知事、衆院解散時に正式表明へ【日刊スポーツ】
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090708-515606.html
次期衆院選で自民党からの立候補に意欲を示す宮崎県の東国原英夫知事が7日夕、都内で古賀誠同党選対委員長と、先月に続く2度目の会談を行った。
結論は衆院解散後まで先送りされたが、複数の関係者は「出馬で大筋合意した」と述べた。
結論の先延ばしは、単なる「メディアジャック狙い」と、冷ややかな声も出始めた。
東国原氏擁立への異論は、世論でも党内でも拡大する一方。
それでも、自民党は東国原氏を「選挙の顔」にすることにこだわるのか。
古賀氏が宮崎を訪ねた前回(先月23日)とは逆に、この日は東国原氏が自民党本部を訪問。
40分の会談で党側は、全国知事会の要望を政権公約(マニフェスト)に盛り込むよう求める東国原氏に、マニフェストの骨子を説明した上で、立候補を要請した。
東国原氏が求める7項目のうち、5項目を明記する方向。
東国原氏は、結論を持ち越した形となったが、複数の関係者は「出馬で大筋合意した」と述べた。
正式な表明は衆院解散と同時期となる観測が強まっている。
会談後、東国原氏は「前向きに考えてもらっている」と、一定の理解を示した。
3度目の会談後、結論を出す方針だが「要望する7項目をのまないなら、立候補はあり得ない」と、足元を見透かした強気の発言は相変わらず。
一方の古賀氏は「方向性はかなり前進している」と、今後も意見交換を続ける考えを示した。
党本部には100人以上の報道陣が詰めかけ、夕方のニュースをほぼ独占。
結論が出るとの見方もあったためだが、結果的に「東国原劇場」は衆院解散後まで続く。
東国原氏が条件闘争を続ける一方、党側では「比例東京ブロック1位で処遇」など、出馬前提のプランが浮上。
東京選出議員の反発が強い場合は、南関東ブロックも候補となるとみられる。
党内では「世間の関心を引きつけるため、メディアを巻き込み結論を先延ばししている」と、冷ややかな見方も出始めた。
実際、党本部の盛り上りとは対照的に、各種世論調査では自民党の東国原氏擁立に批判的な声が強い。
党内でも、東国原氏擁立にこだわる選対サイドへの不満は日増しに高まる。
逆風はむしろ、時間稼ぎにより強まった。
参院自民党の実力者、尾辻秀久議員会長は7日、河村建夫官房長官に、東国原氏を擁立すべきでないと強く要請。
閣僚経験者も「完全に漫画の世界」とあきれ果てた。
見る人が見れば、今回の露骨な「人気取り」作戦は、党にマイナスと見透かされている。
古賀氏は、党内の反発に「物事を決める時、批判はつきもの」と不快感を示したが、麻生太郎首相が今回の擁立話にどこまで賛同しているか疑問視する向きもある。
そこまでして東国原氏を取り込むことが、本当に自民党の勝利につながるのか、不透明だ。
[2009年7月8日9時8分 紙面から]
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