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今日7月8日午前8時10分(予定)
浜田防衛相が自衛隊ヘリに乗り込み与那国島に足を踏み下ろす。
どなんとぅが、4月3日の米海軍掃海艇2隻の石垣入港強行事件以来
危機感を抱き随時警告していた「八重山軍事拠点化}がいよいよ現実のものとなってきました。
4月28日の下地幹男議員(国民新)による誘導質問を受けて浜田防衛相が前向き答弁。
6月6日、陸自へりが管理者の反対を押し切り石垣空港を強制使用して、
子供を含む誘致派市民29人を体験登場させる。
6月17日、石垣市に於いて、幸福実現問うがお膳立てする形で「田母神+恵」の軍事芸人コンビによる「核をもち戦うことのできる自衛隊が国境の平和を守る」旨の洗脳講演会。
6月21日〜23日(沖縄慰霊の日!)にかけて海自護衛官西表上原港へ入港。
そして6月30日、与那国町の外間町長、崎原議会議長、金城防衛協会会長が
512名分の町民の署名を添えて防衛相に要請行動。
これを受けた形での本日の防衛相"自衛隊へりによる"与那国入りとなったわけです。
容易に見て取れるように、
地元の意向を受けた形ではありますが、
明らかに政権側のプログラムにより地元へアリバイ造りを求めたもの。
しかもこの""署名"たるや、
・本人の同意を得ぬままに家族の一人が全員の分の署名を提出
・誘致説得の話が「自衛隊に来て貰えばキビ刈りの人手確保に苦労しなくて済む」
などといった、あとから幾らでも追求可能なでたらめなもの。
しかし、権力側の工作は周到なものでした。
実は与那国町では8月末に町長の任期切れを控え、
町長選の行方が最大関心事、
しかも任期のほとんどの期間自衛隊誘致を求める声に対して慎重姿勢をとり続けていた外間町長が、
急に積極姿勢に転じ、上記要請行動となったわけです。
(中央政界で政権交代が現実味を帯びてきた時期と町長の「転向」の時期が重なります。何らかの強い働きかけがあったと想像することは容易でしょう)
これに対して反町長陣営では、対立候補の擁立に手間取り、
いわばその隙をつかれて、ついに決定的な足跡を残す行為を許してしまったというわけです。
まもなくその地位を追われるであろう防衛相が、
どんなおいしい約束をもって「自衛隊配備受け容れ」という大きな成果を得ようとしているのか…
誰しも、「倒産間近」の会社との契約を躊躇するところでしょうが、
貧すれば鈍す。
町民に悟られぬようにと、公費による上京を避け、
わざわざ私費で防衛相の元へ馳せ参じたお三方には
1600町民及びその子々孫々の利害、
さらにはこの国全体の利害に大きく関わる
「悪魔の契約」に手を染めたという自覚がまったく存在しないようです。
現実の自衛隊配備までには
まず適当な使用可能な土地がない(レーダー基地を配備する計画)
かなり強引な今回の誘致派の動きに対して、
おとなしかった反対派がようやく息を吹き返すきっかけとなった。
静かにその時期を迎えて居れば再選確実と見られていた外間町長であったが、
「自衛隊誘致に手を貸した」ことにより、
町長選の争点が明確になり、
町長交代の可能性が生じてきた。
このような数々の問題があるわけです。
一方で、対外的な問題としてこれまで永年友好関係を保ち、経済交流も拡大しつつあったお隣台湾に対して
大きなマイナスメッセージを与える結果になってしまいました。
さらに中国、朝鮮・韓国に対しても、無用の軍事的緊張をもたらす結果を招いてしまった事実が残ります。
(実はこのことこそが瀕死の麻生政権が「八重山自衛隊配備」という自らの手では実現不可能な課題を急ぐ理由でもあります)
あえてこの地を軍事緊張関係の中に置く。
ソマリアで、北朝鮮がらみで、
政権にしがみつくための起死回生策として
これらの行動はいずれも軌を一にしていると考えます。
全国の有為のみなさんに訴えます。
自らの延命のために国民の安全を担保に差し出すような
さもしい根性の持ち主に
危険なおもちゃをもたしてはならない!
緊急に一方をと言うことでやや粗雑な文章となっておりますが、
いずれ詳細な報告・分析を提出させて頂きますのでご容赦のほどを。
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