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「惜敗期して」麻生首相、都議選応援で言い間違え
麻生首相は20日、東京都議選(7月12日投開票)に出馬する自民党公認候補の激励のため、都内8か所を回った。
内閣支持率が低迷して求心力を失い、都議選に敗北すれば引責辞任論が噴き出しかねない状況だけに、地方選としては異例の力の入れようだ。
自民党幹部も結束を呼び掛けているが、足元の揺らぎは簡単には収まりそうもない。
首相は20日午後、文京区の候補者事務所であいさつし、日経平均株価が一時1万円台を回復したことに触れ、「今の時代、まずは景気。これを立て直すのに(就任して)8か月間にそれなりの成果は上がってきたと思っている」と胸を張った。
拍手が起きると、「続けていかない限り、景気は持続しません」と続け、政権維持に強い意欲を強調した。
敗北への不安が常に頭を占めているのか、首相は「必勝を期して」を「惜敗を期して」と言い間違え、隣にいた深谷隆司・元自治相が慌てて「必勝です」と耳打ちする場面もあった。
自民党東京都連によれば、首相は20日までに、58人の党公認候補者のうち43人の事務所を訪れた。「都議選に敗北すれば『麻生降ろし』が本格化し、衆院解散もできなくなる」という危機感が首相を突き動かしているようだ。
自民党の石原伸晃幹事長代理は20日、大阪府泉佐野市での講演で、「静岡知事選(7月5日)で勝って都議選で何とか比較第1党を取れば、首相はそろそろ解散を考える。そうすれば8月の頭くらいの選挙になる」と述べ、首相が主導権を握って解散するには、都議選などの勝利が条件になるとする見方を示した。
苦境に立つ首相を支えようと、自民党町村派会長の町村信孝・前官房長官は20日、札幌市での講演で、「こういう(支持率低迷で苦しい)時に限って、テレビに出て目立ちたがる、誠に情けない国会議員もいる」と、公然と自民党総裁選の前倒しを求めたり、首相を批判したりする若手議員らに苦言を呈した。
しかし、町村派でも、所属する山本拓衆院議員が総裁選前倒しを求める署名活動を党内で展開するなど、幹部や派閥の締め付けは若手議員らには効いていないのが現実だ。
(2009年6月20日20時43分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090620-OYT1T00748.htm?from=main5
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