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2009.06.19 Fri 23:26
第2回党首討論:オバサンからも集中砲火される麻生
『Nothing Ventured, Nothing Gained.』のESQさんが、6月17日の党首討論について(前半)・6月17日の党首討論について(後半)という2つのエントリーにおいて、とても詳細で的確な第二回党首討論の分析を行って下さった。特に、英国での党首討論であるクエッションタイムと比べて両者のディベート能力を分析されているため、かなり説得力がある。鳩山氏にも麻生氏にもかなり手厳しいが、次回の党首討論(麻生はそれまでもつかどうかわからないが・・・・)、に役立てて欲しいと思う。
最初、ESQさんって、スーザン・ボイルさんのことにも詳しいし、てっきり女性だとばかり思っていたら、実際は男性だったのね。失礼しました。だから、このエントリーのタイトルとはちょっと合わないけれども、いろいろと読んだ党首討論の批評の中でも、かなり勉強になったので、冒頭で紹介させていただいた。
よくコメントやTBを下さる『雑感』のudonenogureさんが、「第七艦隊と指揮権の議論の有無」というエントリーで、麻生が小沢前代表の第七艦隊発言を理解していないことを指摘した上で、「法務大臣の指揮権」について、詳しく検証されている。こちらもおススメ。
で、さっそく今日のエントリーのタイトルの話題に入ろう。いつも、最新のニュースの情報をコメントでお知らせくださるみちのくさんが、毎日新聞のオバサンによる第2回党首討論についての対談を紹介してくださった。やはりおばさんとなると、言うことがかなり辛辣だ(笑)。さすがの私もここまでは言えないなって思うような発言が次から次へと飛び出した。え?そんなことないって?(笑)
ESQさんさんの批評に比べると、近所のおばちゃんの立ち話しって感じで、単なる誹謗、中傷も含まれているかもしれないけれども、軽い気分でサクサクと読んで欲しい。
特集ワイド:オバサン3人、またまた 自民「リリーフ」やめて/民主はやってみないと
衆院選を前に高まる、自民・民主両党の対決ムード。17日には「首相の孫」2人による2回目の党首討論もあった。気になるのは、世論調査では読み切れない有権者のホンネ。やはりここは、物事の本質を見抜いてズバッと言い放つ“オバサン”の力を借りたい。山田美保子さん(52)、江川紹子さん(50)、石川結貴さん(47)の“オバサン3人組”が、夕刊編集部の呼びかけで2年ぶりに集まった。【まとめ・遠藤拓、山寺香】
たとえば、こんな感じ。
◆党首討論は?
山田 私は2回の党首討論で鳩山さん(由紀夫民主党代表)のこと、見直しちゃった。言葉がすっと、心に入ってきた。点数をつけるなら、9対1で圧勝かな。まさか鳩山さんを好きになるなんて。
江川 「友愛」って、今の世の中に一番足りないことを言おうとしている。人が中心ということで、少なくとも安倍さん(晋三元首相)の「美しい国」よりもいいですよ。
山田 でも、初回(5月27日)は何度も言い過ぎ。友愛と書いた看板でも背負っていればいいのにと思った。
石川 私は一緒に食事するんだったら……。
山田 ははは、なんで?
石川 結構大きいじゃないですか、そういうのって。絶対、鳩山さんとです。麻生さん(太郎首相)とは、たとえどんな高級な料理でもイヤ。
山田 2人とも「首相の孫」で、大金持ちというのは一緒。なのに、なぜ生活感の有無で差が出るんだか。
確かに麻生とはニュー・オータニのラ・トゥール・ダルジャンや銀座のマキシム・ド・パリに無料でご招待されても、絶対に一緒に食事したくない。せっかくの雰囲気があのダミ声でぶち壊されそうだし、食事もまずくなりそう(笑)。
◆麻生さんって
山田 何から話せばいいのかな。それこそ漢字の読み間違いから始まって、いろいろありすぎて。
江川 何かあると、どっちが自分にとって得か、で行動しているとしか思えない。郵政民営化だって、「賛成じゃなかった」って言い出して、すぐに打ち消した。鳩山さんの弟、邦夫さん(前総務相)を切ったのもそう。結局は小泉(純一郎元首相)院政ってことなんだろうけど、これじゃあ信用できません。
石川 本来、エリートは博愛主義というか、慈善事業にお金を出したり、広い心で下々の者のために働いたりとかするんですけどねえ。
山田 腹が立つのは、やっぱり税金の無駄遣いですね。次々と予算案を作って、将来は消費税を上げるつもりのようですが、まずは他の無駄遣いをやめるべきですよ。
民主党が国営漫画喫茶と皮肉っている国立メディア芸術総合センター構想もひどい。この際、麻生さんは私財をなげうって造ればいい。「麻生ナントカ記念館」って、名前は残るわけだし(笑い)。
なんといっても、麻生は、財閥出身のくせにいやにせこいところが嫌い。自分を楽しませるためには、湯水のごとくお金を使っているようだけど、国民のためには国民が支払った税金をばら撒いただけ。その血税で、国営漫画喫茶を作ろうっていうんだから、あきれちゃう。あまりに利己主義に凝り固まった男という印象が強い。
[More...]
Tag : 第二回党首討論 民主党 鳩山由紀夫 自民党 麻生太郎 オバサン談義 山田美保子 江川紹子 石川結貴 石原さとみ
Genre : 政治・経済 麻生内閣
麻生政権 | Trackback:6 | Comment:5 | Top
2009.06.19 Fri 14:05
西松建設前社長・国沢幹雄被告の初公判
「西松建設」から小沢前代表側への献金問題で、政治資金規正法違反罪に問われた西松建設前社長の国沢幹雄被告の初公判が本日、東京地裁(山口雅高裁判長)で始まった。
読売が報じるところによると、西松建設前社長は、検察側が冒頭陳述で、違法献金の動機として、東北地方の公共工事で談合が行われ、小沢事務所から落札業者を指名する「天の声」が出ることもあったと主張したことに対して、「間違いありません」と、起訴事実を認めたそうだ。
写真:初公判のため、東京地裁に入る西松建設前社長の国沢幹雄被告(19日午前9時31分)=青山謙太郎撮影(読売 6月19日)
しかし、こういった報道を鵜呑みにしてはいけない。
植草さんは、植草一秀の『知られざる真実』 西松事件初公判と政権交代実現への課題というエントリーの中で、国沢被告が起訴事実を認めた理由やこれからの報道の展開を下記のように推測されている。
検察側の主張を被告が全面的に認めているため、メディア各社は公判で示される検察側冒頭陳述の内容などを、事実同様に取り扱って報道するだろう。被告側が認めているのだから、事実と考えて間違いないとの説明を施すだろう。
しかし、この判断には大きな落とし穴がある。被告側が検察側に全面協力して、その見返りとして判決での刑の軽減を期待している場合があるからだ。
植草さんは、さらに、刑事事件の判決が下るとき、「実刑」と「執行猶予」とでは決定的な違いがあり、被告人への実体的な影響では、執行猶予の有無が決定的に重要になるので、国沢被告は「執行猶予」を勝ち取るために、検察側の主張を全面的に認めたのではないかと考えられている。
私も植草さんが述べられている通り、国沢被告にとっては、真実よりも自分の身の安全の方が大切であり、検察の主張をそのまま認めたのだと思う。第一、東北地方の公共工事で1970年代頃から行われていた談合で、小沢事務所の「天の声」を得るため、下請け企業などを通じ、西松を含むゼネコン各社が多額の献金を行っていたということだけど、思ったように工事を受注できなかったため、95年ごろは、年間300万円程度だった献金額を、国沢被告の了承のもと、1000万円以上に増額したってなんかおかしくない。普通、献金して、仕事をもらえなかったら、談合とは言わないし、献金を増額した後に仕事が受注できたのかどうかということが大切なのに、何も触れていない。
そんなわけで、前述の読売の記事は、明らかに検察が言うことをそのまま書いたとしか考えられないのだ。
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