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(回答先: 金融資本は何を...? − 動機と構図 投稿者 真夏の海の家 日時 2009 年 6 月 21 日 08:58:03)
少しデータは古いが、信金中金が2006年にまとめた韓国主要銀行の外資比率の変化に注目して貰いたい。
大手7行の株主保有構造(外資比率:1997年末→2005年末,主要株主)
・国民銀行
外資比率:41.2%→85.68% 主要株主:Bank of New York(15.21%)
・ウリィ銀行
外資比率: 8.6%→11.10% 主要株主:ウリィフィナンシャルグループ(韓国預金保険公社)(77.97%)
・ハナ銀行
外資比率:21.3%→72.27% 主要株主:ゴールドマンサックス(9.34%)
・新韓銀行
外資比率:23.4%→57.05% 主要株主:新韓フィナンシャルグループ(100%)
・韓国外韓銀行
外資比率: 2.7%→74.16% 主要株主:ローンスター(50.53%)
・韓美銀行
外資比率:29.4%→99.90% 主要株主:シティグループ(99.91%)
・第一銀行
外資比率: 0.1%→100.0% 主要株主:スタンダード・チャータード(100%)
ソース:信金中金月報 2006年10月第12号
http://www.scbri.jp/PDFgeppou/2006/2006-10.pdf
(元は表形式であるが、簡潔にまとめられているため「金貸しは、国家を相手に金を貸す」というブログのデータを引用させていただいた。)
驚きの一言ではないだろうか。大手7行のうち6行の外資比率が50%を超え、100%のところさえある。もしよく言われるように、また昨年末に税金を投入するときにブッシュくんが言ったように、「健全な経済活動を維持するためには、金融機関の...」だとすると、韓国産業の経済活動はほぼ完全に外資によって牛耳られていると言っていいだろう。お馴染みゴールドマン・サックス、シティーグループの名前もある。日本の技術があったらこったらなんて脳天気なことを言う人がいるが、カネの流れを止められてしまえば終わりである。止めるだけでなく、金融面から企業を思い通りに動かす方法は他にもいくらでもあるだろう。いかに日本が無防備か、そしてその結果何がもたらされるか、お隣の韓国が教えてくれている。
韓国の経済どうなる?@〜IMFの介入により、外資にのっとられた国内企業・金融機関〜 from 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」
http://www.financial-j.net/blog/2008/11/000724.html
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