★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK65 > 774.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://netallica.yahoo.co.jp/news/82522
解散攻防 19日金曜日が天王山
2009/6/20 10:00
自民党の古賀誠選対委員長が、麻生首相に「都議選と衆院選の同日選挙をやるべきだ」と直談判したことで、「7・12ダブル選挙」が再浮上している。ダブル選挙はあるのか、6月中の解散はあるのか。その最大のヤマ場が、今週金曜日の19日だ。
これまで「政局より政策だ」と言い張って、解散・総選挙から逃げ回ってきた麻生首相。だが、あさって19日、解散の条件が整う。
麻生首相が、6月3日までだった通常国会の会期を55日間延長した理由は、補正予算の関連法案を成立させるためだった。その関連法案が19日には成立する予定なのだ。重要法案だと位置付ける「税制改正法案」「海賊対処法案」「国民年金法改正案」の3法案もすべて成立する。あとはやることがないのだから、もう、解散から逃げる口実はない。
「首相が解散に打って出る時は、国民に信を問う大義名分を用意するのが普通です。補正予算の関連法案が成立した時なら、『麻生内閣の景気対策を国民に問いたい』と、もっともらしく振る舞える。おまけに19日は、西松建設前社長の初公判があるので、小沢献金がぶり返されますからね。逆に、このタイミングを失うと、7月28日の会期末まで解散する節目がない。解散するなら、重要法案が成立した直後しかありません。なにより、7月12日の都議選とのダブル選挙にするなら、どんなに遅くても、来週前半までに解散しないと間に合いません」(政界事情通)
●それでも逃げるのか麻生自民党
麻生本人はダブル選挙について「いろんな意見がある」と否定せず、地元福岡の選挙事務所の開設準備も始めた。
民主党も一気に解散に追い込む作戦を考えている。
「自民党が補正予算案の関連法案を衆院の3分の2を使って“再可決”して成立させたら、民主党は衆院に『内閣不信任案』を提出する可能性があります。山岡国対委員長が周囲に漏らしている。不信任案を突きつけて、麻生首相に解散させる戦略ですが、これは同時に一種の誘い水みたいなもの。自民党が不信任案を否決するのは計算済み。不信任案を否決したら、さすがに自民党も“信任”したばかりの麻生首相を簡単には降ろせない。つまり、麻生首相を相手に総選挙を戦いたい民主党にとっては、どっちにしても損はないのです」(永田町関係者)
“麻生解散”を逃さないためには、民主党も不信任案提出から逃げないことだ。
(日刊ゲンダイ2009年6月18日掲載)
2009/6/20 10:00 更新
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK65掲示板
フォローアップ: