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16日夕刻、仙台へ、日本郵政グループ労組(JP労組)第2回目の定期大会出席のためだ。
民営化決定から3年10ヶ月、民営化後1年8ヶ月、国民の皆さんにとって何かプラスのあった民営化だっただろうか?使いにくくなった、不自由になった、又、内部の人達からは働きにくくなった、外から来た幹部が郵政事業を理解するのに時間がかかりすぎる等々、何一つプラスの話が聞こえてこない。
その上、民営化して唯一プラスになると期待していた東京駅前のビル新築も鳩山総務大臣の勝手な思い入れでストップがかかり、大阪・名古屋駅前の一等地の有効利用も暗雲が立ち込めている。その中で長年争い続けてきた2つの労働組合が一本化し、血の滲むような努力をして郵政関連事業を支えている事だけがただ一つ、明るく大きな出来事だ。僕は合併前の全郵政の組織内議員という位置付けにあった為、合併後はJP労組の組織内議員になっている。
大会の会場では話題の西川社長の真後ろに座っていた。
西川社長の続投を巡り、政府与党内は揺れまくり、ついに鳩山総務大臣が辞任になってしまったという時だけに、その挨拶に注目したがかんぽの宿売却の件だけに簡単に触れ、後は淡々としたご挨拶だった。
仙台から帰省後、党首討論で鳩山代表が麻生総理に対し民主党が政権を取ったら西川氏には辞めて頂くと思い切って踏み込んだ発言をした事を聞いて少し驚いた。
そもそも前生田総裁の再任をせず、西川氏を持ってきた処に小泉・竹中ラインのおかしさとエゴイズムが強く感じられる。
又、西川氏も前任の銀行会長時代には個性の強い経営者で有名で、当時、その起用を巡り色々な議論があった事は間違いない。又、郵政全体の役員人事、そのシステムも含め、極めて竹中色が濃く果たして大企業、郵政会社全体を経営するのに相応しい陣容かどうかいつも疑問に思ってきた。
鳩山前総務大臣のようにこんな事で正義だとか、正しい者が勝つとか、馬鹿な騒ぎ方をするつもりはないが、民主党が政権を取った時にどう対応するのか考えておかなければならない事だ。
本会議中、鳩山代表にあそこまで言われたら後継の腹づもりはあるのでしょうねとひとこと言っておいた。
18日はようやく臓器移植法の4つの改正法案の採決の日だ。マスコミ各社からどれに投票するのかと問い合わせが続いたが、ノーコメントを通させてもらった。
そもそもこの臓器移植法案が最初に国会で審議された11年前、決着をしておかなければならなかったのだが、当時のマスコミが日本人独特の死生観を言いたてて決着できず、15歳以下のドナー移植が不可能になりアメリカや諸外国で億単位のお金を使ってでも臓器移植をせざるを得ないという、まったくおかしな状況を作り出してしまった。
今回、4つのそれぞれの案が議論されているが、特に15歳以下の方でも家族の同意があればドナー提供が出来るというA案に投票を決めて本会議場に入った。
投票がA案から始まったが、野党側も想像よりもA案支持が多く、民主党でも小沢さんや岡田幹事長等が賛成であっさりとA案が成立した。国内での体制作りを急ぎ、小さな子供さんの臓器移植の手術が促進される事を祈る。
ただ、参議院ではまだ十分な議論がされていず、早く決着がつく事を祈っている。
夕刻、拉致被害者家族会の横田早紀江さん、会代表の飯塚さんや救う会の会長代行西岡さん他の皆さんと鳩山代表との面談に立ち会う。
民主党政権になった時、今の国の拉致対策本部をそのまま継承して欲しいという事。マニフェストに拉致被害者全員の帰国を国の責任で実現をする事、又、北朝鮮との間で拉致・核等の解決の為にも日本独自の制裁を強める事等、書き入れて欲しいという要望が口々に出された。
事務局長の増元さんからは民主党には北朝鮮に柔軟な対応をする事が拉致等の解決に必要だという考えの方がおられると心配をしていると思い切ったご忠告をいただいた。
いつもこの点を言われるが代表の前でここまで言われるかと心配をしたが、代表からその点についてはご心配のないようにとはっきりしたお話があり、皆さんも安心をされていた。
僕の方から政権を取ったらどういう体制や対応をするか考えなければならない問題が山ほどある。それらをひとつひとつやっていくので見守って欲しい。特に拉致の問題解決の為に今の与党より頑張っていくと申し上げた。マニフェストに何らかの提言を入れようという事で代表と一致し、党内手続きに入る事になった。
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