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厳しい選挙戦 いよいよ本番 　七月三日（金）公示、七月十二日（日）投票という日程で、東京都議選が行われる。七月都議選は、石原極右反動都政治と石原を支える自民・公明両党への審判を下す機会であるとともに、差し迫った総選挙で麻生自公政権を打倒する前哨戦という性格を持っている。 　この重要な意味を持つ都議選で杉並区（定数６）から福士敬子（よしこ）さんが四選（１期目は補選での当選のため任期２年）をかけて立候補する。われわれは福士さん必勝のための支援を読者のみなさんに呼びかける。 ムダ遣いをやめ 福祉の充実へ 　石原都政の十年は、「三国人」発言に見られる外国人差別、「あの人たちに人権はあるのかね」という障がい者差別、「ババア」発言に示される女性差別、そして全国で突出した「日の丸・君が代」処分などの民主主義への嫌悪に満ちた極右排外主義と強権的国家主義に貫かれたものだった。さらに石原都政は、小児病院の廃止に見られる医療・福祉の破壊や環境破壊の外環道建設の一方、新銀行東京、オリンピック誘致などで莫大な税金を無駄遣いしてきたのである。 　石原都知事が誕生した一九九九年四月の統一地方選の都議補選で初当選した福士敬子さんは、福祉・人権・環境・平和のために、一人会派（自治市民93）の「１００％市民派」議員として石原都政と真っ向から闘ってきた。福士さんは、今回の都議選で八ツ場（やんば）ダム、外環道路の建設、累積赤字を膨らませる新銀行への追加出資、一兆円もかけるオリンピック誘致などのムダに反対し、都立小児病院の維持、災害避難場所にも使える緑地の維持、保育所待機児童の早期解消、特別養護老人ホーム待機者三万八千人の解消と介護サービスの充実を訴えて立候補している。 　働く者、弱者の立場に立って、市民の声を都政に届けるために都議として十年間せいいっぱい活動してきた福士敬子さん。すでに選挙は本番に突入している。各党の有力候補が競い合う杉並区で激戦は必至であり、大きな組織の支援を得られない福士さんは厳しい闘いを余儀なくされている。現在の議席は民主二、自民一、公明一、共産一と福士さん。ここに十人が立候補の予定だ。ぜひとも当選を果たすために支援にかけつけよう。杉並区在住の知人に投票を呼びかけよう。　　　　　　　（Ｋ） 連絡先：福士敬子と都政をつくろう会／東京都杉並区荻窪１-33-17／ＴＥＬ／ＦＡＸ　03-５９３２-２９４７ カンパ送り先：郵便振替口座００１５０-８-８７２２９　「福士敬子と都政をつくろう会」

　

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