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(回答先: 「脳死」は便宜上の暫定的な概念なのだから官製「脳死」定義を妄信するな!「植物状態=大脳死」概念も健在なのだ! 投稿者 passenger 日時 2009 年 6 月 19 日 02:16:50)
【「脳機能停止患者・死体みなし臓器刈り取り容認」法案で殺される側を直視せよ!】<臓器移植法>「脳死」から8年、身長も伸びた
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000134-mai-soci
<臓器移植法>「脳死」から8年、身長も伸びた
6月18日22時1分配信 毎日新聞
脳死を人の死とし、15歳未満の臓器提供に道を開く臓器移植法改正案が18日、衆院で可決された。「A案が成立すると、うちの子どものような生き方が認められなくなるのではないか」。長男みづほ君(9)が「長期脳死」の女性=関東在住=は、A案の大差での可決を知り、肩を落とした。
みづほ君は00年、1歳のとき、原因不明のけいれんをきっかけに自発呼吸が止まり、脳内の血流も確認できなくなった。旧厚生省研究班がまとめた小児脳死判定基準の5項目のうち、人工呼吸器を外して自発呼吸がないことを確かめる「無呼吸テスト」以外はすべて満たした。それから8年、人工呼吸器をつけて自宅で過ごし、身長は伸び体重も増えた。
「今後も移植が必要な人は、どんどん増えるだろう。さらに臓器が足りなくなれば、死の線引きが変わり、私たちの方へ近寄ってくるかもしれない」と不安を口にする。
みづほ君は、この1年、状態は安定している。女性は「この子は『延命』しているのではない。こういう『生き方』をしている。参院の審議と判断に期待したい」と話した。
【大場あい】
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000127-jij-soci
「脳死を一律死にしないで」=慎重な議論求める−移植法A案反対の遺族ら
6月18日18時38分配信 時事通信
臓器移植法改正でA案が衆院で可決されたことについて、反対する遺族や市民団体が18日午後、衆院議員会館で記者会見し、「脳死を一律に人の死としないで」などと訴え、参院での慎重な議論や廃案を求めた。
「わたしは死体と寄り添っていたの?」。中村暁美さん(45)は本会議場で、長女有里ちゃんの写真を忍ばせ見守った。有里ちゃんは3年半前、原因不明の急性脳症に襲われ、医師から「脳死」を宣告された。しかし、「温かい体があり、成長する体がある」と、2007年9月に4歳8カ月で他界するまでの約1年9カ月にわたり付き添った。
「心臓が動かなくなり、体が冷たくなって初めて家族は今旅立ったんだと感じた。脳死は死の宣告ではなかった」と語った。
議員にも実体験を通じて理解を求めたが、「直前まで『迷っている』と言っていた議員が堂々とA案に投じていた」といい、「むなしさがこみ上げてきた。この瞬間から娘は無になってしまうのか」と涙ぐんだ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000041-jijp-soci.view-000
臓器移植法推進・反対両派が記者会見
6月18日19時33分配信 時事通信
臓器移植法成立から12年。衆院本会議で改正A案が可決され、記者会見する推進派(右)と反対派。それぞれが「長かった」「むなしさがこみ上げてきた」などと心境を語った(18日、東京・永田町)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000000-maip-soci
臓器移植法 我が子の命、思い揺れ 改正案、衆院可決
6月19日0時3分配信 毎日新聞
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A案が可決され、傍聴席で感慨深げな表情を
見せる(右から)中沢啓一郎さん、奈美枝さん
夫妻ら=国会内で2009年6月18日
午後1時24分、藤井太郎撮影
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脳死を人の死とし、15歳未満の臓器提供に道を開く臓器移植法改正案が18日、衆院で可決され、実現に向けて大きく前進した。法制定から12年。海外での渡航移植を強いられた家族や支援してきた医師らが一刻も早い成立に期待を寄せる一方、脳死状態に陥りながら今も命を刻み続ける子どもの家族は複雑な心境をのぞかせた。
脳死を人の死とする臓器移植法改正案A案が衆院で可決されたのを受け、A案の推進派、反対派がそれぞれ東京都内で記者会見した。
「(議員が投票する)札一つずつが、子どもの命のように見えた」。拡張型心筋症のため昨年12月に1歳4カ月で亡くなった一人息子、聡太郎ちゃんの遺影を手に国会で傍聴した中沢奈美枝さん(34)は、推進派の会見でそう振り返った。「聡太郎のことと同時に、脳死になった子の親御さんの気持ちが頭に浮かんで。母として同じ気持ちだと思う」と、涙を浮かべて話した。
そして「これまで聡太郎のような子どもの命は、取り残され救われなかった。でも移植によって、別の命が取り残されてはいけないはず。救える命を救い、どんな立場の人もきちんと医療を受けたと納得できる制度が生まれてほしい」と話した。
「胆道閉鎖症の子どもを守る会」の竹内公一代表も「今回、長年一緒に活動をしてきた仲間が、推進派と反対派に分かれてしまった。悲しくつらいが、しっかりした移植医療を定着させて誤解を解けば、いつか分かり合えると信じたい」と複雑な表情で語った。
一方、反対派の会見で、東京都大田区の中村暁美さん(45)は「脳死の子は死んでいない」と体を震わせ訴えた。娘有里(ゆり)ちゃんは2歳8カ月の時、原因不明の急性脳症で「臨床的脳死」と診断された。中村さんは「亡くなるまでの1年9カ月間、温かく成長する体があり、娘を一度も死んだと思わなかった。今回の可決は心外」と怒りをあらわにした。
「臓器移植法改悪に反対する市民ネットワーク」事務局の川見公子さんは「救急医療体制の整備など審議されていない問題も多い。参議院の良識に期待し、A案が弱い人の命を奪わないよう今後も頑張りたい」と強調した。【奥野敦史、河内敏康】
◇移植男児の父「患者優先して」
拘束型心筋症のため、約2億円の募金を受けて渡米し、5月にロサンゼルス市内の病院で心臓移植を受けた長野県飯田市の小学2年、山下夏君(7)の父猛さん(34)は「夏のような思いをする人がいなくなる一歩だ」と語り、臓器移植法改正案の早期成立に期待を寄せた。
4案が採決される異例の事態には「いろいろな考え方はあるが、海外に行かないと移植が受けられない現状を改善して、患者の思いを優先してほしい」と訴えた。【仲村隆】
◇「我が子の命、改正後押し」
昨年2月、心臓移植のための海外渡航準備中に拡張型心筋症の長男丈一郎君(当時9歳)を亡くした福岡県久留米市の自営業、石川祥行(よしゆき)さん(37)と妻優子さん(37)はインターネット中継で衆院可決を見つめた。優子さんは「一つの大きな門が開いた」と話す一方、「移植は誰かの死があって成り立つもの。『可決してよかった』という言葉は使えない」と配慮も見せた。
優子さんは「息子が生まれる前からの問題が大きく動いた。丈一郎の命には、改正を後押しする使命があったのかもしれない」。祥行さんは「法改正だけで移植は増えない。移植に対する医師の理解を底上げする必要がある」と話す。
【曽根田和久】
最終更新:6月19日0時13分
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090619k0000m010078000c.html?inb=yt
臓器移植法:首相経験者5人がA案賛成 投票行動明らかに
毎日新聞 2009年6月18日 20時59分
(最終更新 6月18日 21時41分)
18日の臓器移植法改正案(A案)の衆院採決は記名投票で行われ、各議員の投票行動が明らかになった。A案に賛成した河村建夫官房長官は記者会見で「患者、ご家族のみなさん、それ(臓器)を得ずして亡くなった方々に思いをはせながら、立法府として一つの役割を果たした」と結果を評価した。
A案には森喜朗元首相、小泉純一郎元首相、福田康夫前首相ら5人の首相経験者が賛成した。福田氏は「社会の考え方がまとまっていないことを踏まえ、臓器を物のように扱わず、慎重に移植医療に取り組む前提で賛成した」と語った。A案より臓器摘出要件が厳しいD案を支持し、A案の採決を棄権した安倍晋三元首相は「子供への臓器移植には賛成だが、脳死を人の一般的な死とすることには問題がある」と指摘した。
D案支持でA案に反対した自民党の大島理森国対委員長は「放置することは立法府の不作為になる。結論が出たことは本当によかった」と結果を受け入れた。
民主党では、執行部のうち小沢一郎、菅直人両代表代行、岡田克也幹事長がA案に賛成した。岡田氏は記者団に「可決は難しいと思っていた。すっきりした答えが出て喜ばしい」と語った。鳩山由紀夫代表は反対した。
党として棄権した共産党の志位和夫委員長は記者会見で「拙速な扱いをしたのは大変遺憾だ」と批判。神職の資格を持つ国民新党の綿貫民輔代表は採決を欠席。毎日新聞の取材に「神社本庁をはじめ宗教団体からの陳情が多数あった」と明かし、「人間の尊厳に関係する問題。私も宗教人だから採決はまだ早いと思った」と語った。
【中田卓二、小山由宇】
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090619k0000m010040000c.html
臓器移植法:麻生首相はA案に反対票
毎日新聞 2009年6月18日 19時23分
(最終更新 6月18日 20時46分)
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衆院本会議で臓器移植法改正案のA案に
反対票を投じる麻生太郎首相(右)
=国会内で2009年6月18日
午後1時13分、平田明浩撮影
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麻生太郎首相は18日の衆院本会議で、臓器移植法改正案のA案に反対票を投じた。首相は投票後、国会内で記者団に「私は(死の定義が現行法と同じ)D案に入れるつもりだった。人の命を救う臓器移植と、人の死をどう考えるかで正直悩まれた方も多いと思う。臓器移植に道を開くかたわら、脳死はまだ世の中の意見がきっちり固まっていないのではないかと私自身は思っていた」と語った。
A案が可決されたことについては「臓器移植を望んでおられる方々にとって、立法府としての結論を出したというのは良かったんではないか」と述べた。
A案を今国会で成立させるには参院での審議が必要で、衆院解散の時期にも影響すると見られるが、首相は「(影響は)ないと思う」と述べた。
民主党の鳩山由紀夫代表もA案に反対し、「D案が良かった」と党本部で記者団に語った。反対の理由については「脳死を人の死と本当に認めていいのかという思いがあった」と述べた。一方で、A案の可決には「臓器移植への道が開かれたことは良かった」とも語った。【影山哲也、佐藤丈一】
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【関連記事】
臓器移植法改正:15歳未満も臓器提供…A案、衆院で可決
臓器移植法改正案:衆院で18日採決 A、D案優位か
臓器移植4法案:各賛成者が討論 18日採決
臓器移植法改正案:年齢制限撤廃が焦点…18日に採決
臓器移植法改正案:18日採決で合意…自民・民主
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毎日新聞 2009年6月18日 19時23分(最終更新 6月18日 20時46分)
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http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090616k0000m040087000c.html?inb=yt
毎日世論調査:15歳未満からの移植…親許せば賛成57%
毎日新聞 2009年6月15日 21時09分
(最終更新 6月15日 22時43分)
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臓器移植に関する世論調査の結果
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毎日新聞が13、14日に実施した臓器移植に関する世論調査(電話)で、臓器移植法改正論議の焦点となっている、脳死状態となった15歳未満の子どもからの臓器移植(摘出)について、親の承諾を条件に「賛成」と答えた人が57%に上った。00年2月の同じ調査では「賛成」が48%で、9年間で容認派が9ポイント増えた。一方、脳死を一般的な人の死と認めるかどうかに関しては、現行法通り「臓器提供の意思を示している人に限るべきだ」が52%で過半数を占め、「人の死と認めるべきだ」は28%にとどまった。
現行法では、民法で遺言状を作ることができる15歳以上でないと臓器摘出ができない。このため一部の移植推進派議員は、人の死の定義は変えず、家族の同意などがあれば15歳未満からの摘出を可能とする改正法案(D案)を5月に提出した。
こうした親の承諾を条件とした15歳未満からの臓器摘出については、6割近くが賛成する一方、「反対」は11%(00年調査13%)、「分からない」が23%(同33%)。
男女別では、賛成派は男性62%に対し、女性は53%で、女性の方が慎重な傾向がうかがえた。年代別では大きな違いはなかった。
国会には脳死を人の死とする改正案(A案)も出されている。しかし、この点では現行法を支持する人が多く、「人の死と認めるべきでない」と答えた人も9%いた。【鈴木直】
毎日新聞 2009年6月15日 21時09分(最終更新 6月15日 22時43分)
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