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千葉県第5区の候補はこうだ。
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薗浦 健太郎 自民
村越 祐民 民主
田中 甲 無所属
小野田 厚志 幸福実現
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なんと、田中甲がまた出てる!
田中といえば、
田中甲 - Wikipedia
1998年民主党結成参加、1999年2度の民主党代表選挙で1月松沢成文推薦人、9月鳩山由紀夫推薦人。2001年、労働組合の支援を受ける姿勢への不満から離党し、政党・尊命を設立、自らが代表となる。しかしながら2003年の第43回衆議院議員総選挙において古巣の民主党から出馬した村越祐民に敗れ落選した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%94%B2
として知られる。
7月には、渡辺義美・江田けんじ・上杉隆と共催イベントもやるらしい。
ということは、国民運動体のメンバーとして出るのかもしれない。
だが、これは賢い選択なのだろうか。かなり微妙だ。
過去選挙を振り返ってみよう。
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第44回
当 132,691 薗浦健太郎 自由民主党 新
94,528 村越祐民 民主党 前
18,227 師岡徹 日本共産党 新
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自民の薗浦が僅差で勝利。田中は出てない。
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第43回
当 76,671 村越祐民 民主党 新
64,393 薗浦健太郎 自由民主党 新
41,883 田中甲 諸派 前
13,919 黒沢秀明 日本共産党 新
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民主の村越が僅差で勝利。田中もある程度とるが敗北。
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第42回
当 100,292 田中甲 民主党 前
80,093 狩野勝 自由民主党 元
25,409 中嶋誠 日本共産党 新
18,258 藤原信 社会民主党 新
6,610 佐藤博美 自由連合 新
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民主だった頃の田中が僅差で勝利。野党分裂で勝っている。
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第41回
当 67,032 田中甲 民主党 前
62,951 狩野勝 自由民主党 前
43,682 中津川博郷 新進党 新
25,586 小沢剛 日本共産党 新
7,319 豊田勝彦 新社会党 新
1,311 本橋千明 自由連合 新
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民主だった頃の田中が僅差で勝利。野党分裂で勝っている。
というわけで、田中甲は民主党の候補としては勝っていたのだけど、
その立ち位置をそっくし、村越にとられてしまった格好になる。
田中は「数万票」とる可能性があるが、しかし前回は数万票で自民候補が勝っている。(その時は田中は出てない)
とすると、分裂なし統一候補にして「ぎりぎり」当選できるのか、という程度だ。
もっとも、自民候補は前回は「風」にのって当選しただけであり、(麻生で選挙したら)今度は数万票、減らすかもしれない。
その場合、民主候補か田中か、どちらかが「超僅差」で勝つみたいな話になる。
民主候補は前回、敗北しており、田中が出馬する正統性はあるものの、分裂で勝てるほどあまくはない。同じことは民主候補にも言える。
これはあまり得策とは言えないだろう。
統一候補にする必要がある。
そうしなければ「敗北が既に決定している」。
どちらが良い候補なのかは知らない。
どっちにかに統一しなければ絶対に負ける。
田中があいてる選挙区に移動すると良いと思うが、・・・・そういうのは少なそうだ。
いずれによせ、このままだと「絶対に野党候補は敗北する」だろう。
追伸:
阿修羅ユーザーや左派ブロガーの方々は、
ぜひ各選挙区ごとの検証をして欲しい。
衆院小選挙区である以上、政党支持率にはあまり意味はない。
政党支持率で民主が勝っていてもその数字の配分先は「一票の格差」によって実質化するので、
地方で民主が「圧勝」できる幅が増えるだけで、議席数への影響は極小なのだ。
(相手候補に、どんなに差をつけて圧勝しても、とれる議席は1議席に過ぎない)
代わりに、都市では民主が「僅差」で敗北するケースが続出してしまう。
(これを利用されたのが小泉郵政選挙だった)
うーん...、小選挙区制って怖いねぇ〜。
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