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日米安保というと、日本国民は「賛成」か「反対」かの二者択一の意見しかないようになっている。なぜなら、これまでずっとそのように報道されているし、反対の側には日本共産党というご立派なお目付役がいる。
しかし、大多数の国民の意見は「賛成」か「反対」かの二者択一をしているのだろうか?例えば、調査をすれば、「賛成」、「反対」のどちらにしても、米軍基地を半分に縮小すべきとか言う人の方が多いのではないだろうか。俺はそう思っているし、だから、小沢さんの「第七艦隊」発言はなかなか現実的な提言の一つと思える。政治とは現実であり、現実の問題に"0%"か"100%"のどっちかの選択をしろという方が馬鹿げている。
かなり日本と事情は違うが、イラクでは米軍駐留について興味深い問題が起きているようだ。「マスコミに載らない海外記事」というブログで紹介されている。これまでイラクで世論調査をやると、米軍撤退を求めるイラク国民の声はシーア派、スンニ派、クルド派を問わず常に全体で70%以上、スゴイときは90%。内戦をやっていようが、その声は大して変わらない。そんな経過を考えれば、米国がそんな国民投票をやらせたくないというのも、理解できなくはない。
アメリカ、軍撤退に関するイラク国民投票に反対
http://eigokiji.justblog.jp/blog/2009/06/post-c23d.html
湘南の片田舎から
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/
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