★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK65 > 456.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05443.HTML
2009.6.14(その1)
森田実の言わねばならぬ【524】
平和・自立・調和の日本をつくるために[522]
《新・森田実政治日誌(35)》6月11日の亀井静香国民新党代表代行主催の「第4回日本をどうするセミナー」(憲政記念館)に参加して――盛り上がる政権交代への強い熱気。亀井静香氏は第一級の国民的政治リーダーになった
「成功の秘訣は目的に対する確固たる決意である」(ディズレーリ)
--------------------------------------------------------------------------------
亀井静香代表代行のセミナーの盛り上がりはすごかった。
6月11日(木)、小雨の中を憲政記念館に着いたのは午前11時15分だった。会場に近づくにつれて多くの人びと(セミナー参加者)と乗用車(セミナー参加者)に会ったが、熱気が燃え上がり、火が燃えているような雰囲気だった。この4年間、亀井静香代表代行のセミナーには何回か招かれたが、これほどの熱気は初めてだった。
控え室に着いてしばらくすると、数多くの著名人が現れた。セミナー冒頭に鳩山由紀夫民主党代表、福島みずほ社民党党首、綿貫民輔国民新党代表が挨拶した。亀井静香代表代行を中心にして強い信頼関係が確立していることがよくわかった。民主・社民・国民新の3党は亀井静香代表代行を要にして結びついている。3党連立政権の可能性は高まっていると感じた。
鳩山代表、福島党首、綿貫代表の短いスピーチ(3氏とも力感あふれた大変よい演説だった)のあと私が約25分間、講演した。要点は次のとおり。
【1】総選挙の前から政権交代の可能性が高いと感じた上で多くの国民が総選挙の投票に向かうのは、おそらく戦後では初めてであろう。有権者は政権交代を意識して投票する。政権交代の可能性は高まっている。鳩山民主・社民・国民新3党連立政権が誕生する可能性がかなり高い。
【2】いまの麻生内閣は、あたかも蟻地獄の落ちた蟻のようなもので、もがけばもがくほど落下していく。もはや下落を止める力はない。崩壊寸前である。
【3】総選挙の投票において有権者は2つのことを行う。一つは選挙区における候補者の選択。もう一つは比例区における政党の選択だ。この2つの行動を決めるにあたって有権者が考えるのは、@首相の選択(麻生か鳩山か)、A政党とくに政権党の過去についての判断(この場合は主として自公連立政権が審判を受ける)、Bこれからの日本をどうつくるか(各党、各政治家の未来戦略と政策の評価)、である。このうち最も重視すべきは、日本の未来戦略である。
【4】各党は、未来戦略とこれからとるべき政策(総選挙のマニフェスト)について検討を始めているが、まだでき上がっていない。とくに国民新党以外の政党は総合的な経済政策を十分に検討していない。
【5】政治の目的は、最悪事態を回避することにある。最悪事態とは、戦争、主権の喪失(従属国化)、大失業と経済破綻のことであり、これらを阻止することが政治の課題である。この点で民主党の政策は実に心もとない。大失業を解決するために亀井代表代行が、新政権の中心を担っていただくことを強く期待します。
このあと亀井静香代表代行が約45分間、講演した。迫力のある、説得力ある講演だった。会場はいっぱいだった。座席はもちろん立ち席すら混んでいた。政治指導者、亀井静香氏への期待の大きさを強く感じた。政権交代への強い熱気が会場を支配していた。この流れは変わらないのではないか、と私は思う。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK65掲示板
フォローアップ: