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植草一秀さんがブログの中で繰り返し注意を喚起していることに、「現在の日本郵政はどういう状態なのか?」という点がある。植草さんによれば、日本郵政株式会社は次の状態である。
引用>日本郵政は日本政府が株式を100%保有する「完全国有会社」であって、「民間会社」ではない。<
ソース:「国会に出頭すべき竹中平蔵氏と郵政民営化の嘘」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-da06.html
では、破産措置がとられた米国GMは、どうなのだろうか。GMは株式会社が「国有化」された状態。つまり、東洋経済の次の記事にあるように、米国政府が筆頭株主になることで、「国有化された株式会社」になった。だから、筆頭株主として今後GMをどうすべきか、オバマさんが口を出し、米国議会もスッタモンダやっている。「普通株の約6割」どころか、日本郵政は日本政府が100%の株を保有する株式会社。だから、なお一層のこと、日本郵政について日本政府や国会がスッタモンダやるのは、米国同様、当たり前のことなのだ。竹中平蔵さんは、いつまでもアホなことを言っていないで、自身がお気に入りの米国に見習って欲しいものである。見習えない、やましい理由でもあるんだろうか?
引用>今回の国有化という措置も極めてトリッキーだ。大統領は「GMは負債の山を築いてきた。さらなる融資は過去の間違いを繰り返すことになる。株保有しかなかった。経営はしない。興味もない」と強調している。ただ、普通株の約6割を持つことになった筆頭株主(政府)が、議決権を行使しないわけにはいかない。ある米国企業再生専門家は「当事者として議決した戦略が失敗した場合、オバマ政権はその責任をどうとるのか。とれるのか」と指摘する。<引用終わり
ソース:新生GMはいばらの道、オバマは「国有化」を決断したが…
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/4aa4b0ce1344c36a092b1a3287e3b5a6/
湘南の片田舎から
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/
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