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(回答先: 政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会の報告書提出 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 6 月 10 日 20:45:35)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009061001027
民主第三者委の報告書要旨
民主党の「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」が10日にまとめた報告書の要旨は次の通り。
【はじめに】=略。
【検察の捜査・処分をめぐる問題】多くの点で疑念がある▽そもそも政治資金規正法違反が成立するか▽罰則を適用すべき重大性・悪質性があるか▽いきなり逮捕する手法が適切か▽自民党議員の扱いと公平を欠いていないか▽検察は重大な政治的影響を生じさせたことに説明責任を負っている。
【政治資金規正法の在り方】総務省に形式審査権しか認められていない以上、要求される政治資金収支報告書の記載の真実性は形式的にとどまる▽警察・検察が総務省と異なる独自の解釈で強烈な人権規制行為に及ぶのはバランスを失している▽非刑罰としての制裁金の導入などを検討すべきだ。
【検察・法務省の在り方】議院内閣制では政府・与党が一体であり、野党への権限行使に慎重な配慮が要求される▽権力行使の正当性について検察の踏み込んだ説明が求められる▽法相は高度の政治的配慮から指揮権を発動し、検察官の権限行使を差し止め、国民の判断に委ねる選択肢もあり得た。
【報道の在り方】検察や関係者を情報源とする報道が大きく扱われた▽逮捕容疑を超えた「巨額献金事件」といった決め付けなど「有罪視報道」が展開された▽検察の捜査の在り方への批判が十分行われなかった▽衆院選が取りざたされる中、通常以上の慎重かつ多面的報道が求められたが、そうした姿勢が希薄だった。
【政党の危機管理の観点からの分析】民主党の対応には危機管理対応の観点から問題があった。政治家個人と党首の立場を切り離せず、事態の悪化につながった。
【政治的観点から見た民主党の対応】民主党幹部から「国策捜査」という言葉が使われたのは適切でなかった▽首相になり得る立場として、国民への説得力を備えることは大変重要。小沢一郎氏にはもっと積極的にマスコミに訴えかける姿勢があってもよかった。
【おわりに】民主党が、政権交代を阻止しようとする検察の意図的な権限行使やマスコミ報道の被害者的立場にあると受け止めるのは適切でない▽今回のような事件で政党政治に脅威が生じないよう、構造自体を改めるべきだ。超党派的な立場から取り組むのが望ましい。(2009/06/10-20:38)
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