★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK65 > 169.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会の報告書提出 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 6 月 10 日 20:45:35)
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013549501000.html
西松事件 第三者委が報告書
6月10日 19時41分
西松建設の政治献金をめぐる事件を受けて、民主党が設置した外部の有識者でつくる「第三者委員会」は、検察の捜査自体に多くの疑念があり、マスコミ報道にも問題があると指摘する一方、小沢前代表は、政治家個人としての当事者的立場と政党の党首としての立場を切り離して対応すべきだったなどとした報告書をまとめ、民主党に提出しました。
この「第三者委員会」は、小沢前代表の公設秘書が政治資金規正法違反の罪で起訴された事件をめぐって、▽民主党の説明内容や、▽検察側の対応、それに▽報道のあり方について、外部の有識者に検証してもらうため民主党が設けたもので、10日、報告書をまとめ、岡田幹事長に手渡しました。報告書によりますと、まず検察の捜査について、今回の事件が、▽そもそも政治資金規正法違反にあたるかどうか、▽任意聴取開始直後にいきなり逮捕するという捜査手法が適切か、▽西松建設から献金を受けていた自民党の国会議員との間で公平を欠くのではないかなど、多くの疑念があるとしたうえで、「衆議院選挙を間近に控えた時期に野党第1党の党首を辞任に追い込むという重大な政治的影響を生じさせたことに関して、検察当局は国民に踏み込んだ説明をすべきだ」としています。また今回の事件をめぐる報道について、検察やその関係者を情報源とした報道が大きく扱われ、裁判の前から有罪視した報道が展開されたとしています。そして小沢氏の秘書が東京地検特捜部の調べに対し、収支報告書へのうその記載を認める供述をしているとNHKが報じたことに関連して、「検察情報に一方的に依拠し、弁護人のコメントを報じていないなど公平性を著しく欠き、重大な問題がある」と指摘しています。そして報告書では民主党や小沢前代表の対応について「政党としての危機管理に失敗した結果、政党支持率の低下や、衆議院選挙を間近に控えた時期の代表辞任という事態に至ったことは厳然たる事実である」としたうえで、「小沢氏は、政治家個人としての当事者的立場と、政党の党首としての立場を切り離して対応すべきで、一定の期間、代表の代理を設置するなど臨時の体制を構築すべきだった」と指摘しています。民主党の岡田幹事長は記者団に対し「党の対応についても厳しい指摘をいただいた。しっかりと報告書を精査したうえで、党としての対応のどこに問題があったのか、きちんと分析し、ただすべきは、ただしていきたい。ただ、検察当局や報道機関に対して、われわれ自身が疑義を呈することは避けたい」と述べました。「第三者委員会」の座長で、政策研究大学院大学の飯尾潤教授は記者会見で、「民主党の対応で、最大の問題は、危機管理の態勢が整っていないために小沢氏の代表としての立場と、政治家個人としての立場が混然一体としていたことだ。また小沢氏は、もう少していねいに説明したほうがよかった」と述べました。そのうえで飯尾氏は「民主党は、今回の事件を被害者的にとらえるべきではない。今回明らかになった構造的な問題、例えば政治資金規正法の問題などに、自民・公明両党とも話しながら、じっくりと取り組んでもらいたい」と述べました。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK65掲示板
フォローアップ: