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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009060902000095.html
鳩山邦夫総務相が西川善文日本郵政社長の続投に反対している問題で、麻生太郎首相が、指導力発揮を求める与党内の声をよそに、表立って動くのを避けている。鳩山氏には歩み寄る気配がなく、説得工作の勝算が立たないためだ。 (佐藤圭) 八日昼、官邸で開かれた政府・与党連絡会議。公明党の北側一雄幹事長は、郵政社長人事について「政府として決着を急いでもらいたい」と要請したが、首相や鳩山氏ら政府側から発言はなかった。 この後、首相は執務室で約三十分間、鳩山氏、河村建夫官房長官と話し込んだが、郵政社長人事については「全くなかった」(河村氏)。 首相は西川氏を続投させる方向で、河村氏と与謝野馨財務相に調整を委ねている。河村氏らは、日本郵政が業務改善命令に対する報告書などで改革姿勢を示すことを条件に、鳩山氏に西川氏続投を容認させる構えだ。 政府関係者によると、首相も水面下で、鳩山氏に「冷静に考えろ」「報告書の内容を精査しろ」と説得を続けているが、今のところ不調に終わっている。 このまま表舞台で鳩山氏の説得に乗り出しても、袖にされるのは必至。かといって時間をかけても事態が好転する可能性は低く、首相の苦悩は深まるばかりだ。 一方、首相の窮状を見透かすように、鳩山氏の発言はヒートアップ。八日には、記者団に「この話に落としどころなんてあるわけがない」と、河村氏らの妥協案を一蹴(いっしゅう)した。 首相は八日夜、官邸で記者団に「意見をよく聞いたところで、最終的に判断しなければいけない」と、時機を見て自ら判断する考えを示した。 与党内では、手詰まり状態に「鳩山氏を早く解任した方が政権へのダメージは少ない」との声も漏れ始めた。 |
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