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(回答先: 衆院選占う尼崎市議選:民主党が民主異例の大得票で1・2位!公明党は3〜11位に整列!共産党1議席減 投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2009 年 6 月 09 日 06:18:11)
参照:下記文章を先頭とするスレッド ↓↓↓
◎「ブログ選挙使用の唯一候補者」古賀さんが「選管恫喝」に真っ向戦闘宣言!(注目の尼崎市議選)
http://www.asyura2.com/09/senkyo64/msg/599.html
投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2009 年 6 月 04 日 05:19:59:
◎尼崎:「ブログを選挙活用する」古賀さん事務所に選管を名乗る者から「違法だからやめろ」と脅迫攻撃
が! http://www.asyura2.com/09/senkyo64/msg/531.html
投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2009 年 6 月 02 日 20:38:40
私が大いに期待した古賀さんhttp://blog.livedoor.jp/hfcgg791/ は極めて残念ながら、前回得票の1001票か
ら16票減らした985票での惨敗に終わってしまいました。(今回の最低得票当選者は2195票)
「民主党への期待の風」は、残念ながら「日頃から尼崎では誰よりも真剣に民主党中心の政権交代を訴えてき
た」古賀さんには票をもたらさなかったようです。
私には全く想定外の事で、思わず「なぜだ?」と茫然自失でした。
敗北の理由をどのように考えようとも、それは「現に起こった事象を後から説明づける」ものでしかありませ
んが(「勝利の理由」の考察もそれと同じではありますが)、しかし「まずは考えてみよう」という立場で、「論
議の叩き台としての一提起」として、以下の論考を阿修羅読者のみなさんにお届けします。
1:まずはっきりしてるのは、これほどの大敗北では、「アレコレの戦術的誤りが原因ではあり得ない」という
事です。では、何がまずかったのか?
2:「古賀さんという候補者がそもそもダメだった」という事も全くありません。「若くはないオジサン」であっても、「孤立無援の無所属無手勝流」であっても、当選できる・ぜひとも当選させたい魅力と力を十分に持った人材です。
その人が実質5年間の市議挑戦運動、4年前の敗北からの積み上げ努力、盛んな駅立ち宣伝をして、なぜこ
れほどまでの大敗北をしたのか?
3:根源的に見るならば、「非共産党の左派・市民派が既に多数存在する尼崎では、地域で実績と力量のある運動団体や議員のしっかりした支援のない『新たな左派』の当選は極めて困難」、という事でないだろうか?
伝統的非共産党左派の社民党・新社会はもちろん、常に3〜5人の「無所属市民派」さえ16年前から出現
している尼崎であり、しかも7年前から「女性市民派市長」まで誕生・継続していて複雑な政治状況にある尼
崎であるから、他の多くの自治体のような「自公民の自治体オール与党体制」への不満や「既成野党」への不
満を集約すれば当選できる、という簡単な話ではない。
だから16年前の「それまでの全議員から出張発覚ー議会解散出直し選挙」以来の市民派議員やそのグルー
プが推した新人3人は当選したが、それ以外の「非共産党の左派・市民派の新人」で当選した人はいないので
はないだろうか。今回は議席回復を狙った社民党でも、新人を落としている。
4:そういう尼崎の政治土壌の中で、古賀さんの「前回は社民党公認、今回はつい最近に社民党離党した無所
属」での出馬の持つハンディの大きさが、古賀さん本人や支援者が考える以上に大きかったのではないか?
・最初からの「革新無所属」ではなく、つい最近現れた「革新無所属」としての政治的立場への市民なじみの
薄さ。古賀さん本人への個人的ななじみはあっても、何と言っても古賀さんは「社会党―社民党一筋の
人だったのだから。
・4年前の「社民党公認候補」の時、仮にも「引退市議の後継候補」だったのだから、得票1001票の7割は
社民党組織票と見るべきであって(2500票前後で当選を重ねてきた議員の後継だろうから、いくら不十分
支援であったとしてもこれくらいはあるはず)、今回古賀さんが離党し、社民党が別の新人候補を立てた
(1148得票)という事は、4年前に古賀さんに入れた社民党組織票700人がそちらに入れただけでなく、
そのかなりの部分が「古賀には入れるな」という宣伝役までも果たした、という事ではないだろうか?
●そうすると、古賀さんは前回のうち300票だけを基にして「新たに2500票上積み」を目標にしなければ
ならなかった事になる。(今回は民主党2人の異様な大得票で2200票上積みでもよかったが)
しかしこれは、「地域で実績と力量のある運動団体や議員のしっかりした支援のない『新たな左派』の当
選は極めて困難」な尼崎では、非常に難しいチャレンジであった。
(今回は、社民党新人だけでなく現有議席維持の共産党新人でさえ落選!)
社共にも「市民派」にも属せず、かつそれを厳しく批判して「革新無所属」で当選するには、よほどの
活動が必要とされるのが尼崎の政治状況だった。
そういった中で、尼崎の社民党支持有権者には早くから「反古賀」の宣伝が行き渡っていたはずの一方、
古賀さんがその立場を一般市民に公表して動き始めたのは、選挙の1月前かそこらだった。(ように思
う)
「『民主党中心で政権交代』を訴えるユニークな無所属」としての宣伝は重ねてきたが、「今の尼崎社民党
ではダメだから私は離党し、無所属として闘うんだ」という立場での宣伝は、本番前1ヶ月においても、
本番でも、なされなかった。
■つまり「民主党でも社共でも市民派でもダメだから、革新無所属の古賀が尼崎市議会に登場しないとダメな
んだ」という明確な宣伝がなされなかった、という事になる。
そういう立場の明確な宣伝をし続けても新人左派の当選が容易ではない尼崎であるのに。
5:★プラス要素としては、(大敗北はしたけれども)「今回の選挙で初めて、全く独自の革新左派(しかも
PTA会長もやっている温厚人物)としての古賀」が世間的に認知されたと言えるのではないか?
そう考えるならば、「次は勝利する」事を目指して、4年後には58歳の年齢ハンディやそれなりの規模
の団体支援のないハンディを乗り越えて当選するための努力をする価値があるのではないか?
古賀さんのような左派活動家は得難いものであり、ぜひ市議になって欲しい、と私は考える。
6:他市と比べると、尼崎の市政や議会は明らかに「複雑で高度な状況」にある。
それについての捉え方・切り込み方が甘かったのではないか?
◎「市議カラ出張追求闘争」による市民派議員の大々的登場と継続、「女性市民派市長の誕生と継続」、という
「一種の市民革命」を経た上での現在。
◎「女性市民派市長」の「地金出し」の悪政。しかしそれへの本質的批判が不在で、対抗運動、対抗議員勢力
の主軸が不鮮明。市民も議員も困惑状態。
◎そこいらの自治体のような「自公民のオール与党体制」では全くない、複雑な状況。
◎公明党の大拠点。(同時にその公明党は、市議会の議席拡大には抑制的で全員上位当選で威圧の戦術)
◎議会の「左派比率」が日本有数に高い。(一応の左派として) また「情報公開型議員」の比率も高い。
そういった「複雑で高度な状況にある」議会・行政への「具体的な批判・切り込み」が、古賀さんの従来の
宣伝では、多くの市民に「賀でなければ!」と思わせるほどにはなされなかった、と言えるのではないか?
園田冷遇問題、プール病院問題、白井市長批判をしては来たけれども。
また、市民側の意識として、現状では白井市長への厳しい批判には躊躇する状態にある人がまだ多くて、古
賀さんの批判が「1歩先を行き過ぎていた」面があったかもしれない。
★ただ、この面では、「今後、市民の認識が古賀さんの指摘に追いついてくる」ことになるはずで、そうなれ
ば、今後古賀さんが「白井市長批判の(革新の立場からの)先駆者」として高く評価されていくだろう。
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★尼崎市議選の動画を掲載!戸田のYUチューブ http://www.youtube.com/user/todajimusho
★古賀しげるブログ http://www.hige-toda.com/
・戸田HP http://www.hige-toda.com/
☆その尼崎市議選特集 http://www.hige-toda.com/_mado04/2009amagasaki/index.html
・尼崎市議選情報が多い「自由論争掲示板」 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
・諸野脇先生ブログ 「諸野脇 正の闘う哲学」http://shonowaki.net/
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