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振り込め詐欺の被害防止キャンペーン、NHKが始めた時は、これぞNHK、さすがに良識があると思ったが、いつの間にか放送がされなくなっている様子だ。
更に、被害は、件数、金額とも、2008年になって、前年よりも多くなっている。
(警察庁のサイト、http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki31/1_hurikome.htmより引用)
平成19年:17,930 件:約 251 億 4,242 万円
平成20年:20,481 件:約 275 億 9,439 万円
そして、奇妙なことに、ウィキペディアの「振り込め詐欺」に関する記事では、被害金額がずっと少なく記されてい、また、NHKの被害防止キャンペーン自体が全く言及されていない。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%82%81%E8%A9%90%E6%AC%BA#.E4.BA.88.E9.98.B2.E7.AD.96.E3.80.81.E5.AF.BE.E7.AD.96.E3.81.AA.E3.81.A9より引用)
被害額など [編集]
* 以前より存在したが2003年になって急増し、社会問題化した。警察庁によると、2003年1月から10月の間に全国で3807件発生し、被害総額は22億6000万円。
* 警察庁のまとめでは、2003年の被害総額は約43億1800万円。2003年末に被害額が急増。
* 警視庁捜査第二課によると、都内で2004年1月から8月までに発生したオレオレ詐欺は未遂のものも含め808件、被害総額は約15億4300万円で、昨年一年間の約15億円を上回っている。
* 2004年12月13日発表の被害額は1-10月で約222億円。
* 2006年4月4日に警視庁が100人規模で組織化された振り込め詐欺グループを逮捕した。そのグループによる被害額は約100億円。そのグループと暴力団の関係が根強くあると警視庁が発表した。
* 2006年9月7日に警視庁に逮捕された容疑者は、仕事で入手した通信教育の顧客名簿を悪用し、実在しない未払い代金を要求した。1人で1億5500万円も騙し取られた被害者がいる。
* 2005年には振り込め詐欺グループが金を巡り仲間割れしメンバーの4人を殺害するという、殺人事件にまで発展した例が2例ある。
* 2008年1月〜3月の3か月で振り込め詐欺の被害額は、5,618件で約78億円。還付金を装う手口1,614件(昨年同期の4.6倍)、被害総額約17億円(昨年同期の5倍)でなりすます機関は社会保険事務所・自治体・税務署など。(警察庁まとめ)
以上引用終わり
「2004年12月13日発表の被害額は1-10月で約222億円」とか「2008年1月〜3月の3か月で振り込め詐欺の被害額は、5,618件で約78億円」と言う記述はあるが、年間被害額が250億円を超えているという記載はないのだ。
本来なら、銀行の各支店に、そこで発生した振り込め詐欺の被害件数と金額を貼りだし、ATMに金を引き出しに来た犯人の一人の防犯カメラの写真を貼り出せば、それだけでもかなりの防犯効果になるはずだが、ほとんどやられていない様子だ。数年前、警察庁から出し子の顔写真を積極的に公開するようにという司令が出たはずだが、ほとんど警察自体が公開していない。
更に、本来、携帯電話で詐欺をするわけだから、彼らのアジト、つまり、携帯電話を使って電話をしている場所はかなり簡単に絞り込める。少なくとも、彼らは、毎日場所を変えている訳ではないはずだし、多分、一月以上、同じ場所を使っているはずだから、携帯電話の発信場所を絞り込んで捜査、逮捕ができるはずだが、一切それをやったという報道はない。
また、プリペィドの携帯電話でやるにしても、それの購入時には、身分証明書の提示を求められるし、普通の携帯電話なら、やはり、その所有者、電話代支払い者の特定が簡単にできる。だから、こちらから、犯人を追い詰めることも比較的簡単にできると思うが、それも行われていない。
このような現状はあまりにもおかしい。まるで、警察や銀行、マスコミがこぞって犯罪を容認しているかのようだ。多分、これらの犯罪は、そこいらへんのチンピラがやっているのではなくて、背後にはもっとずっと大きな組織があり、彼らが、日本社会を植民地社会にするための工作資金を得るためにこれらの犯罪を行っているのではと、いつも考えてしまう。
つまり、警察も、銀行も、マスコミも、そう言った植民地化が自分たちには影響がないと考えているということでもあるが、99%、そのような考え方は間違っていて、あまりに楽観的、甘すぎる見通しだ。
フィリピンの現状を見るがいい。太平洋戦争前は、アジアのパリと言われた国だ。昭和40年代までは、日本よりも大学進学率は高かった。しかし、その頃、既に、大学教育自体の陳腐化が始まっていて、ただ学位を出すための機関となっていたと言われている。つまり、その頃から、フィリピンは、教育機関が、組織的に階層化社会、それも、フィリピン自体を実質的に植民地とするための階層化社会を作り出す大規模な道具として機能してきたということだ。
今では、フィリピンの人口の3割以上の人々が1日に数百円にも満たない生活資金で暮らしている。子供が病気になれば、親が腎臓を売って医者にかからなければいけないという社会なのだ。警察官自体が給与があまりに低いので、日常的に買収に手を染めている。
少なくとも、今一度、マスコミ全体で、振り込め詐欺防止キャンペーンを始める必要があるのではないだろうか?
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