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2009年6月 6日 (土)
米軍再編の見直しも
米議会上院軍事委員会の公聴会で証言したアメリカ海兵隊コンウェイ総司令官によると、
現行の普天間基地の移設案で十分な機能を確保できるか、海兵隊員8000人のグアムへの移転経費が当初見込みより増加するなど、なお問題を抱えており再編計画を修正する可能性も排除しないとのこと。
外務省や防衛省はこれまで一貫して「米軍再編は日米で合意したものであり、修正することはできない」と説明してきたが、相手方から見事にひっくり返された形になった。あくまで計画であり、お互いに必要があれば、見直しの協議を行うのは当たり前のことである。アメリカに遠慮してものが言えないというのではあまりにも情けない。政権交代があれば、地元の意向なども踏まえながら、再編全体の根本的再検討も行うべきである。
「地元の理解がなければ基地の安定的運用はできない」というのが、アメリカ軍の基本的考え方であり、今後、政治、軍事の動きを見ながら、住民の切実な声を日米両政府に届ける努力をする必要がある。
岩国でも、そろそろ「定額給付金」の支給が始まっているようだ。とても趣旨には賛同できないので、私は受け取りを拒否したが、受け取った給付金をそのまま「草の根ネットワーク岩国」の活動に役立てて欲しいと言って寄附された方がある。大変ありがたく、そのお気持を大切にしなければならない。
●関連情報「日経」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090606AT3S0501L05062009.html
在日米軍再編計画、日本政府「変更ない」 米軍幹部が見直し言及
米海兵隊トップのコンウェイ総司令官は4日の上院軍事委員会公聴会で在日米軍の再編計画を見直す可能性を示した。日本政府は「日米合意の根本的な見直しを意味していない」(政府筋)と冷静に受け止めている。ただ米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設計画にも修正がありうる場合、政府の移設案の修正を求めてきた地元自治体と政府との協議が活発になる可能性もある。
麻生太郎首相は5日夜、記者団に「詳細は知らない」とするにとどめ、河村建夫官房長官も記者会見で再編計画を変更する考えはないと強調した。
普天間基地の移設問題を巡って、政府は従来、米軍側が計画の修正を認めないことを理由に、キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)沿岸部に移設する政府案の修正を求める地元を説得してきた。外務省幹部は「地元側で政府案修正への期待が高まるのではないか」との見方を示した。(06日 07:00)
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