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民主党の鳩山由紀夫代表は6月6日、広島県内各選挙区を遊説しました。
わたしの自宅がある福山市には、午後6時に来ました。
わたしは会場には20分前に着きましたが、すでに、座席は満杯。立ち見を余儀なくされました。さらにどんどん人が流れ込み、すし詰め状態に。いすに座った人々が、自主的に、いすをどんどん前に詰めていくという光景も見られました。それでも、入れない人が会場外にあふれ出て、鳩山代表も人の間を掻き分けて会場に入るという有様でした。
今回の遊説は、民主党広島県連にもわずか一週間前に実施の知らせがあったものです。福山市=衆院第七区を地盤とする和田隆志衆院議員(比例中国)は「これは、大変だという気持ちになった。どうしようとおもったが、人があふれんばかりになった」とお礼をすると、鳩山代表からは「あふれんばかりになったじゃなくて、あふれてるじゃないの」と、『突込み』がはいり爆笑でした。
鳩山さんは、「政治家が官僚を使いこなすようにしないといけない。自民党政権がずっと続いているから、『いくら悪さをしても変わらない』状態になっている。政策立案は官僚に丸投げし、ポスト争いだけに明け暮れるようになってしまった。」と指摘しました。
また、小泉純一郎さんについては、「地域主権判った振りをして役所に全てを丸投げしてしまった。この結果、財源も権限も十分地方に行かず、地域の疲弊を招いた。」と批判。「政権交代を行なえば、これを改めることができる」とし、子育て支援の手当てや、農家への戸別所得保障などをPR。財源についても「既に補正予算が無駄ばかりであることが明らかである」と、国会の状況を報告しました。そして、企業団体献金も禁止する、と明言されました。
鳩山さんの講演は1時間の集会のうち30分程度で、後は質疑応答に充てられました。「与党になれば、いろいろ答弁する立場に立たされる。いまからここで、その練習しましょう。覚悟の程をよろしく」と地元スタッフが笑いを誘いながら質疑応答タイムに入りました。
マニフェストには長期的な視野も入れてほしいという意見。暴力団など不透明な勢力が絡む地方自治を浄化してほしいという要望、外国人参政権問題、領土問題などで質問が出されました。外国人参政権については、党内の意見がまとまっていないということ、領土問題については、今までどおり主張していく、ということでした。
しかし、30分では、4人しか参加できなかったのが残念です。わたしも、議員定数の削減を今やるのはまずいのではないか、という質問をしたかったし、わたしの前におられた女性も質問をしたかったが、できなかったようで、残念でした。それでも、一方的に党首が喋る、という形式ではないのはよかったです。
ここ数年、わたし民主党支持を主軸にしていますが、自民党、国民新党、共産党や社民党の演説会にも時々参加させていただいています。
数ある集会でも、わずかな準備期間で、これほど人々が押し寄せ、熱気があるのは初めてです。おそらく、2001年の参院選の小泉旋風のときの自民党候補の街頭演説の熱気に匹敵するでしょう。
まさに、政権交代に期待する人が多いからこそ、わずか1週間の準備期間で、これだけの人が押し寄せたわけです。
その期待にそむかないようにするというのが、本当に、今の民主党に課せられた責務といえると、会場を見て断言しました。「裏切られた」、と思われたら失望は大きい事も肝に銘じなければならないと思います。
★鳩山が行くと人であふれるというニュースをときどき見るが、映像では見たことがなかった。
このサイトへ行くと、会場の写真付きで、人であふれかえっている様子がよくわかる。
こうした状況は地方へ行くほど激しくなっているのだろう。
この流れはもう止められないのではないか。
時間が経てば経つほど、民主党の得票は伸び、自民の票は減っていくだろう。
いまの自民党は敗走する平家の姿ともろに重なるのだが、政権末期とはこのようなものなのか。
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