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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-20090607.html
2009-06-07
東京オリンピック招致担当副知事の退任はイシハラがその招致関連の責任を取らない宣言
宣伝です!今年の築地移転反対デモのお知らせです。
築地があふれた!!2009 壊すな築地 6.27 東京大行進II
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10272437232.html
2009/6/27(土) 11:30に築地市場正門前集合、12:30スタート(雨天決行です)
関連して、今日もまた、豊洲新市場予定地の液状化実態写真(こちらの出所を示していただければ転載大歓迎)を掲載します。
5街区のあからさまに液状化しまくってお汁粉状態の泥水写真を毎日載せますが、他にも各種画像があります。
豊洲新市場予定地全体がこんな有様です。ここにもれなく日本最大級の汚染含有!!
〜〜〜
共同通信で、2人の東京都副知事辞任(更迭?)のニュースに驚く・・・というより、やっぱり、「イシハラは、たとえ10月にオリンピックが招致できないとしても、退場するのはやめた」ということ=居座り決定宣言、だと確信しました。
共同
五輪担当副知事が突然退任 都庁内、JOCに波紋
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060401000513.html2016年夏季五輪招致を陣頭指揮してきた一人の東京都の谷川健次副知事が、開催都市を決める10月の国際オリンピック委員会総会を前に石原慎太郎知事の人事で突然、退任することが決まり、都庁内や日本オリンピック委員会(JOC)に波紋が広がっている。
知事は4日、新銀行東京を所管する佐藤広産業労働局長を副知事に選任する人事案を議会運営委員会理事会に提出。5日の本会議で同意される。
五輪招致担当の谷川氏と同時に、総務局などを所管する山口一久副知事も辞表を提出し、4人の副知事のうち、いずれも都生え抜きの2人が任期満了まで約2年を残して5日付で退任。佐藤氏の昇格に伴い、副知事は民間出身の猪瀬直樹氏を含め3人体制になる。
知事は理事会後に「(退任は)都政の運営を考えた結果。五輪は一つのめどがついた」と述べ、今後は都の幹部職員よりも、専門性の高いJOCや外務省の出番が増えるとの見方を示した。
しかし、JOCの福田富昭副会長は「何もこの時期に替えなくてもいいのでは」と驚いた様子。
2009/06/04 17:00 【共同通信】スポニチ
五輪招致で石原知事「人心一新してやる」
http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20090605101.html東京都の石原慎太郎知事は5日の定例会見で、2016年夏季五輪招致を担当した谷川健次副知事を同日付で退任させた人事について「都庁内でも、日本オリンピック委員会とのかかわりの中でも(招致活動の)緻密なネットワークができていない。だから、人心一新してやろうと思った」と理由を述べた。
知事は「(当面の招致活動は)大体一段落した。サッカーで言うとハーフタイムが来たんで、代えるものは代えて、進もうと思っている」と話した。[ 2009年06月05日 18:37 ]
◆10月落選でも居座ると決めた日の記者会見の断片(管理人脳内イメージ):
「招致担当の副知事も大変にクリティカルな時期に辞めたい意向などあってね、わたしとしても当然人心一新で全精力を尽くしましたが、何しろ時期が短くて、チーム一丸となって全力投球したとは言いがたい状態でしたからな」
「この反省を踏まえて築き上げるものがあるだから、ここでクビ長が詰め腹を切ったふりをするわけにはいかないでしょう。オリンピックで享受できたはずの全国的な経済効果と都市機能の向上、それに国民的な一体感のために、10年後の東京、のビジョン達成に邁進してね、2020年に備える必要がありますよ。なんとしても」
(ここまで脳内イメージ)
そして、要するにいくら賞味期限が最初から切れていた都知事であっても、まだまだ「使い応え」のある向きには、彼に降りて欲しくないのでしょう。
オリンピックと言えば、ということで、先日のエントリー、
2009-05-27
新書『石原慎太郎よ、退場せよ!』が示すイシハラのロボット(傀儡)性・イオンの卸売市場支配構想
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10269297441.html
で紹介した書籍から、都知事における国威発揚オリンピックと生存権の重みをあらわす部分を一部引用します。強調は引用者によります。
洋泉社新書
『石原慎太郎よ、退場せよ!』
http://www.yosensha.co.jp/book/b17120.html
福祉は贅沢!?p.78
(略)
斎藤
ひとつが都の福祉政策です。彼は都知事に就任して間もない頃、『文芸春秋』のインタビューで「何が贅沢かと言えば、まず福祉」と言い切りました。私は『機会不平等』とか、弱者が切り捨てられてゆく現場を書くことが多いこともあって、障害者団体の集まりなどに講演などで結構呼ばれるんですね。
最近で一番忘れられないのは、2006年だったかな、障害者やその家族、養護学校、施設、病院などで働く教職員たちで組織されている団体の集会に参加したときのことです。軽い言語障害がある人がリーダーで、その人が挨拶したんです。「東京オリンピックのための基金のせめて七分の一を回してもらえば、障害者の自立支援の問題はかなりの部分が解決できるのに……。石原慎太郎都知事には、心の底から怒りを覚えます」彼は話しながら泣いていました。2005年に石原が、2016年のオリンピックを東京に招致するとぶち上げて、「東京オリンピック基本構想懇談会」を発足させ、翌06年に正式に立候補を表明しました。そのための基金として都の予算で1000億円の基金を作って招致活動をするということが決まっていたんです。石原は、その年に開かれた東京ビッグトークというイベントで、「日本をまねたらあかんぜよと(世界に)悟らせるために、東京のオリンピックを絶対に成功させたい」(「東京新聞06年2月1日付)と言っているんです。己の幼稚な思い込みのためなら平気で弱者を踏みつけにできる感覚に憤りを覚えます。
p.115
分割統治される職員と生徒(略)
斎藤
私はたまたま、中野区の健康学園(管理人注:美濃部都政が設置した病弱児が転地療養できる公教育の仕組みで、イシハラがまっさきにトップダウンでつぶしていったもの)がつぶされると保護者から情報を提供されて中野区教育委員会も取材しに行ったことがあるんです。親たちがなぜ怒ったかというと、健康学園をつぶすと聞いて撤回を求めた彼らに、中野区教委の役人が「お宅のお子さんには年間で1000万円近い金をかけさせられてきたんですよ!」と怒鳴ったのだと言います。
私は頭にきて中野区教委に行って、保護者に対してお宅の子どもは金食い虫だといった内容のことを言いましたね、と確認を取りました。そして、いま目の前にいる私に同じことを言ってみてください。私は中野区じゃなくて豊島区だったけど、健康学園のおかげで丈夫になって、公教育に対して深い感謝を抱いて生きてきたと。しかし、金食い虫だと言いたいんだったら俺にも言え。ただ、言ったときのあんたの健康は保証しない、と言ったんです。もちろん、相手は言いませんでしたけどね。
自分のことが言われたから、私はこうして怒ることができた。でも、お前のどこのガキは金食い虫だという論法は、障害児たちに対してはこれまでもイヤというほど向けられていたんです。とりあえず関係のない人々が知らなかっただけだ。私もそのひとりでしかなかったことを、いまつくづく感じています。
養護学校については、日の丸・君が代の強制も陰惨でしたけど、再編も人でなしそのもののやり方です。現在、「東京都特別支援教育推進計画」という名前での再編成が段階的に進められています。
いい話もあるんですよ。軽度の知的障害の学校を新設したり、教育内容を充実させようとしている。たいがい、養護学校の高等部から進学したり就職できるのは5パーセントくらいです。それを100パーセントにするという。
でも、養護学校全体の予算は増えていないんです。なぜそれができるかといったら、重度の養護学校をつぶしているんですね。だからそこに通っていた子どもたちは行き場がなくなってしまって、当然、そこの保護者たちは怒りますよね。都庁に抗議に行く。すると、ここで立ちはだかるのが、都教委ではなく軽度の障害児の親たちなんですよ。そのおかげでうちの子はいい思いをしているのに、なぜ邪魔をするのかと。いままで助け合ってきた障害児の親同士を分断させ、予算や人員をめぐって対立させるという汚いやり方をしています。こんなやり方がまかり通ってよいはずがないじゃないですか。p.188
退場勧告を突きつけろ(略)
斎藤
石原本人はもはやどうでもいいと思います。どんな人であっても差別してはいけない。わざわざ権力の座に据えた方が悪い。落とす選択肢があったんですから。実際、都民は責任とらされて、自分たちの血税を、あの人の遊びと利権のために使われているんだからね。次の選挙でちゃんと落としてやらないと(管理人注:次回不出馬を宣言していますが、ともかくイシハラ的なものを「落とす」ことが重要です)。批判を承知で言うけど、石原都政に本気で怒れないとしたら、本物の奴隷ですよ。
私は、慎太郎でさえなければ、誰でもいい。ふつうの人でいいんです。石原じゃなければ、人間である必要もないとさえ思う。ハエやゴキブリは差別したり、他人の人生を否定しませんし。それはまあ、差別のデパートみたいな首長向けだけに限定した冗談として、要は身勝手やワガママをリーダーシップと勘違いしていない人であればいいんです。立派な人である必要もなくて、ごくごくふつうの、他人に対する最低限の優しさを持ち合わせている人であれば。いまの時代、これでも高望みのような気もしてしまいますが。
ここにある1000億円に到底収まらないことは、以下エントリーで書きました。
2009-02-09
憲法25条を守ろう! オリンピックのための9000億円の行き先
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10205348083.html
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