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日本の政界が政局に振り回されている間にも、地球は回り季節は移り変わっている。
本来、今やるべきことは、5年後10年後の社会を見据えて政策を講じることだ。
日本を始め、中国や韓国、台湾なども低出生率が続いている。地球全体としての人口問題があるから、低出生率が一概に悪いとは言えないが、急激に老齢化が進行することによる問題はいろいろあり、それらに対処する方法が準備されなければいけないが、現状はそうなっていないようだ。
個人の欲望というか強欲が全てに優先するような動きが未だに続いている。個人プレーばかりが優先すると、結局、自らの行動選択の余地を狭めてしまい、却って墓穴を掘ることになる。
社会全体が個人プレーに走るようになると、互いが互いの動きをけん制することになり、結局全体として誰も動くことが出来ないようになってしまう。つまり、自己疎外が社会全体で起こるのだ。
こうしているうちにも、時間は経ち、季節は移っていく。今日と同じ明日はない。
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