★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK64 > 512.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
2009/6/2 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/80149
●1500万円超の本給は満額支給
国会議員の夏季ボーナス削減が決まった。今夏の期末手当を2割カットする改正歳費法が29日の参院本会議で可決、成立したのだ。6月30日に支給される国会議員のボーナスは302万円が241万円に61万円減額される。衆参両院議長は506万円から405万円、副議長は370万円から296万円だ。衆参とも全会一致で可決しているが、みんな本音では不満タラタラである。
「採決のときに大きな声で『ハンタ〜イ』と言いながら、賛成の白ボタンを押す議員が多かった。で、結果は賛成234の反対ゼロです。本会議場は『おお〜』とどよめきましたよ」(野党参院議員)
国民が賃金カットや派遣切りでヒイヒイ言っている中、反対すれば袋叩きに遭うのは目に見えているし、孤軍奮闘しても賛成多数で成立するのは明らか。イヤイヤでも賛成するしかなかった。
「サラリーマン出身で献金も少ない議員は、自らの歳費で事務所を運営し地元秘書を雇っている。国民の声を拾うために丹念に歩き回れば、金もかかる。政治家は真面目にやるほど苦しくなるのです」(政党関係者)
もっとも彼らには、文書通信交通滞在費として年間1200万円、所属会派から立法事務費が780万円と、領収書の必要ないカネが支払われている。秘書給与も3人まで面倒を見てもらえるし、都心の一等地に格安で住める住宅も用意されている。
民間企業に勤めているサラリーマンとは雲泥の差。少しぐらい削られても屁みたいなものだ。
「02年からの不況期には3年間、給与の1割がカットされました。今回は夏のボーナスの削減だけで、年間1500万円超の本給は手つかずです。もともと与党が選挙向けのパフォーマンスで打ち出したものだから、削減額はチョボチョボ。どうせ選挙後の冬のボーナスは満額支給でしょう」(政界関係者)
国会議員は「われわれも身を切っている」なんて言うだろうが、チャンチャラおかしいのだ。
(日刊ゲンダイ2009年5月30日掲載)
2009/6/2 10:00 更新
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK64掲示板
フォローアップ: