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厚労省元部長「国会議員から依頼」 郵便不正事件
2009年6月1日
自称・障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)を郵便割引制度の適用団体と認めた決裁文書を、厚生労働省の係長が偽造したとされる事件で、係長の上司だった元障害保健福祉部長(退職)が大阪地検特捜部の任意の聴取を受け、同会への対応について「国会議員から直接頼まれ、部下らに伝えた」という趣旨の証言をしたことがわかった。
この国会議員のもとでは、凛の会元会長で白山会代表の倉沢邦夫容疑者(73)=郵便法違反容疑で再逮捕=がかつて私設秘書を務めていた。特捜部は、議員の働きかけが事件のきっかけになった可能性もあるとみて、元部長の証言の確認を進めている。
国会議員の事務所はこれまでの取材に「凛の会という団体は知らない」などと、かかわりを全面否定している。
元部長が特捜部に証言したとされる内容によると、元部長は04年2月ごろ、国会議員本人から直接連絡を受け、「凛の会」への対応を依頼され、審査を担当する障害保健福祉部の部下らに伝えたという。部下には、当時の企画課長(現局長)らも含まれているとみられる。
特捜部への厚労省関係者の証言によると、そのころ、企画課長ら複数の職員が出席した企画課の会議で、「国会議員の元秘書」である倉沢代表が訪れるので、対応するようにという指示が幹部職員から出されていた。課長は担当係長がだれになるのかを確認する発言もしたとされている。
その後、倉沢代表が担当係長に、凛の会を適用団体と認める証明書の発行を依頼。この係長は04年4月の人事異動で担当を離れ、後任の係長の上村勉容疑者(39)=虚偽公文書作成・同行使容疑で逮捕=に対し、倉沢代表の依頼が「政治絡み」であることを引き継いだとされている。
特捜部の調べによると、上村係長はその後、倉沢代表と面会。凛の会元幹部の河野克史容疑者(68)=同容疑で逮捕=からも依頼され、証明書発行を認める決裁文書を偽造した疑いが持たれている。同6月、企画課長の公印を自ら押して証明書の不正発行にもかかわったとされる。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200906010033_01.html
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