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(回答先: 8月総選挙強まる 首相『解散は補正関連後』 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 5 月 30 日 13:14:11)
09年度補正予算:成立 会期延長 麻生首相、展望なき解散先送り 与党内に危機感【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090530ddm005010084000c.html
09年度補正予算が29日成立し、今国会の焦点は衆院解散・総選挙の時期をめぐる与野党攻防に移った。
麻生太郎首相は過去最大規模の補正予算成立をバネに政局の主導権を握る構えだったが、民主党の代表交代を機に与野党の攻守は逆転。
衆院議員の任期満了まで100日余りとなる中、政権浮揚の切り札は見当たらず、与党内には「展望なき解散先送り」に危機感が募っている。【中村篤志、白戸圭一】
自民党の細田博之幹事長は29日夕、国会内で記者団に対し、補正予算の成立について「景気対策として、迅速な処理が必要な実態があり、極めて喜ばしい」と評価した。
公明党の太田昭宏代表も、国会内で「景気・経済へのてこ入れがしっかりできる」と述べ、補正の景気浮揚効果を強調した。
こうした「公式見解」に反し、自民党で高まるのは「補正予算の発信力が足りない」(谷川秀善参院幹事長)とのいら立ちだ。
29日の党総務会では、津島雄二党税調会長が「『補正は無駄』という野党の主張の方が、国民に浸透している。
細田幹事長から、政府にもっとPRするよう申し入れてほしい」と注文をつけた。
政府・与党は今国会会期を大幅に延長し、補正関連法案や海賊対処法案など重要法案の成立に全力を挙げる構え。
自民党の菅義偉選対副委員長は29日夜、東京都内のホテルで麻生首相と会食し「(選挙までの期間が)長ければ長いほど、支持率も上がる」と、衆院解散をできるだけ先送りするよう進言した。
ただ、延長国会で法案成立を重ねても、政権への風向きが変わる保証はない。
「後になるほど、状況が悪くなる」(若手)との見方もあり、解散戦略を描けないのが実情だ。
29日夕、河野洋平議長が補正成立を宣告した衆院本会議場の与党席に高揚感はなく、自民党若手は同僚議員と「任期満了日の衆院解散で、10月選挙しかない」など悲観的な会話を交わした。
「あれだけ経済対策を重ねたのに、なぜ内閣支持率が上がらないのか。
やはり麻生首相では戦えない」。
党内に募る徒労感は、再び首相批判へと向かっている。
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毎日新聞 2009年5月30日 東京朝刊
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