★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK64 > 368.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://news.livedoor.com/article/detail/4178468/
7・12都議選 自公惨敗で麻生退陣
2009年05月30日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
「今週に入って今まで以上の追い風を感じます。街頭に立っていても、『民主党頑張って』と声を掛けられたりしますから」(民主党都議)
鳩山効果もあり、さいたま市長選で民主県連推薦の候補が圧勝した流れは、この先加速する一方となりそうだ。「衆院選の前哨戦」として注目を集め始めている7月の都議選にも、大きな影響を与えることになる。
●無党派層が民主に雪崩
「さいたま市長選で注目すべきは、投票率が7ポイントもアップし、民主にドッと流れたことです。首都圏の無党派層が、明らかに、『自民を負かしてやろう』という積極行動に出てきました」(政治ジャーナリスト・野上忠興氏)
都議選は、7月3日告示、12日投開票。定数は127で過半数は64議席だ。現在は自民48、民主34、公明22、共産13などで、自公で70議席の過半数を占めている。民主は「自公を過半数割れに追い込む」ことを今度の都議選の至上命令として、26日党本部に鳩山代表を本部長とする「都議選対策本部」を立ち上げた。
「昨年末、都連会長になった菅さんが先頭に立ち、これから街頭でワーワーやって都議選のムードを盛り上げる計画です」(民主党関係者)
衆院選の前哨戦ということで、普段は地方選挙に見向きもしないワイドショーなどが取り上げ始めれば、ますます無党派層の関心も高まり投票率の大幅アップもあり得る。
この状況に自公は真っ青だ。自民は麻生首相の不人気に加え、石原ボロ銀行の400億円追加出資に賛成したことも蒸し返され、逆風の真っただ中。さらに、投票率がアップすれば組織政党の公明は致命的。今週初めから機関紙「公明新聞」で都議選情勢を掲載し始めたが、いの一番に「目黒区」を掲載し、「劣勢をハネ返す爆発的な拡大がなければ、勝利は見えない」と鼓舞していた。この選挙区は、「最も危ないといわれる最重点区。太田代表など幹部が応援に入っている」(都議会関係者)というから、公明の焦り具合がわかるというものだ。
都議選の自公過半数割れは国政選挙に直結する。都政に詳しいジャーナリスト・鈴木哲夫氏がこう言う。
「都議選ほど中央政局に連動する地方選挙はありません。衆院の小選挙区300のうち、東京選挙区は25。つまり約10分の1が東京にあるわけですから、その比率からいっても都議選の勝敗は国政に直結するのです。都議選の結果は衆院選の候補者心理にも大きな影響を与えるでしょう」
それでなくとも自民党内では麻生首相に対し呆れムードが蔓延していて、麻生について「バカ、バカ、バカ、バカ」と書いた紙を議員同士で見せ合っているなんて話も聞こえてくる。
都議選で自公惨敗なら、当然、都市部議員を中心に「麻生じゃダメ」の声が上がり、麻生降ろしになるのは間違いない。7月12日が麻生退陣の始まりだ。
(日刊ゲンダイ2009年5月27日掲載)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK64掲示板
フォローアップ: