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(回答先: 西松献金、「これ以上調べようない」二階経産相 「読売新聞」 投稿者 怪傑 日時 2009 年 5 月 30 日 05:14:08)
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最新の活動日誌
2009年5月29日(金)
予算委質問/富山省庁要請行動/本会議3ラウンド/京都へ (井上哲士:活動日誌)
午前中に行なわれた補正予算案の締めくくり総括質疑で質問に立ち、西松建設違法献金問題で麻生総理、二階経済産業大臣をただしました。
一昨日の党首討論で麻生総理は、「国民の最大の関心事は西松建設問題」だと強調し、民主党は説明責任を果たしていないと述べました。そこで私は、「二階大臣に説明責任を果たしてもらいたい」と、二階氏の資金管理団体が西松ダミー政治団体から献金を受けていたことについてただしました。
この問題での追及は3回目。大臣も「同じ問題での質問は3回目ですが…」などと恨みがましく答弁していましたが、結局、10年以上も昔のことで資料がないから分からないという、従来の答弁のままでした。
そこで私が、調査にもとづき「当時も今も、大臣の資金管理団体の会計責任者は同一人物ではないか」とただすと、二階大臣は「通告がなかったので分からない」と答弁。驚くことです。当時の会計責任者の名前も知らないで、何を調べたというのでしょうか。しかも、この会計責任者は二階大臣の政策秘書も勤めています。まともに調査すらしていないことが浮き彫りになりました。
西松建設は先日、内部調査資料を発表し、ダミー政治団体が政治家個人に西松建設として献金をするためのものだったこと、「脱法行為」だったことを認めています。麻生総理に、改めて西松マネーを受け取った自民党議員に対して説明責任を果たすよう指示すべきと迫りましたが、その気はなし。無責任ぶりが明らかになりました。
質問終了後、討論と採決が行なわれた結果、賛成少数で予算案は否決すべきものと決しました。
予算委終了後、富山県委員会の省庁交渉に駆けつけました。佐伯めぐみ比例候補、火爪県議ら党の地方議員の皆さんが上京され、朝から夕方まで各省庁への要請をされています。あいにくの慌しい1日となったため同席できませんでしたが、昼食休憩時に挨拶。四月の選挙で当選以降初めて会えた富山市議の赤星さん、中山さんにもお祝いを言うことができました。
13時から本会議。補正予算案の討論と採決が行なわれ、賛成少数で否決。続いて消費者庁設置法案の採決が行なわれ、全会一致で可決・成立。
予算案を否決したため、両院協議会が開かれることになりました。15時からの本会議で協議会委員を選出。日本共産党からは大門議員が選ばれました。その後、協議会が行なわれましたが、衆参の意見は平行線で結論を得ることが出ませんでした。17:15から本日3ラウンド目の本会議が開かれ、参院側の協議委員議長から報告を受け、議長が憲法の規定により衆院の議決が国会の議決になることを宣言しました。残念。
18:30の新幹線で京都へ。自宅には21時過ぎに到着。今日は18時から京大の新入生向けに高学費と日本の政治についてお話することになっていましたが、予算採決と重なって間に合わず、成宮まりこさんに急遽代わってもらいました。成宮さん、関係者の皆さんスンマセン。
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【関連】
<二階氏、居直る:知らないものは知らない>予算委で西松違法献金を追及/一票の格差/(井上哲士)
西松ダミー政治団体には二階氏側から献金要請したと初めて認める(井上哲士 活動日誌)
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