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2009年5月27日 (水)
党首討論鳩山代表西松発言核心をカットしたNHK
民主党代表鳩山由紀夫氏と麻生太郎首相とによる初めての党首討論をNHKが7時の定時ニュースで伝えた。
当然のことながら討論場面は編集されて放映されるが、看過できない重大な問題が存在するので指摘する。
麻生首相は西松事件での小沢前代表の説明責任ひとつに標的を定めて、繰り返しこの問題をネタに迫力のない攻撃を続けた。
これに対し、鳩山代表が決定的に重要な発言を示した。
その内容は、西松事件を検証する民主党の第三者委員会が、小沢前代表から2時間に及ぶ意見聴取を終え、近く詳細を公表することを明らかにした。NHKが事実を報道するなら、鳩山氏のこの発言を隠ぺいすることは許されない。
ニュース報道では、麻生首相の「国民が一番求めているのは、西松問題での小沢前代表の説明責任だ」発言を放送したが、その指摘に対する鳩山代表発言の核心部分をカットするのでは話にならない。
民主党が、国民が納得するための説明責任を果たそうとしているのに、その事実を伝えないのは、意図的であると言わざるを得ない。
また、各党の反応で自民党細田幹事長のコメントを放送したのに対し、民主党からは渡部恒三氏のコメントを流した。
渡部氏は本ブログでこれまで指摘してきたように、自民党と通じている可能性のある、信頼できない人物である。「鳩山6:麻生4の五分五分の勝負」のコメントそのものが意味不明だが、鳩山氏圧勝の党首討論を「互角の勝負」とコメントするところに、渡部氏の不透明な姿勢が示されている。
自民党がコメントで下品に自画自賛し、民主党を「口撃」することは明白で、渡部氏の行動は反党的であるとしか言えない。
各局が渡部氏コメントを流したのは、単なる偶然ではないと考えられる。自民党では、細田博之幹事長、菅義偉氏、鳩山邦夫総務相などが、見え見えの民主党攻撃の発言を行ない、テレビ各局がそのコメントを流している。
自民党議員による「麻生氏は西松問題に比重を置き過ぎた」のコメントを紹介した局があるが、映像はなかった。
話は変わるが、本ブログからブログランキングへの情報更新が暫く妨げられていた。原因不明だが、不具合が生じていた。また、ブログへのアクセス数とランキングでのポイント数に大きなかい離が生じているように思われる。
「osuzuのひとりごと」様が「ブログを操作されていた」との記事を掲載されており、大変気になるところだ。
それはさておき、国民が最も注目する「党首討論」の最大の核心部分を、NHK定時ニュースが意図的に「カット」し、「情報操作」を行なっているとすれば、由々しき事態である。NHKは鳩山邦夫総務相の実質管理下に置かれており、成果が期待できるか疑わしいが、民主党はNHKに申し入れを行なう必要があると思われる。
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