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(回答先: あざとい麻生自民 バラマキの次は厚労省分割の目くらまし(日刊ゲンダイ) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 5 月 27 日 11:18:31)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090527k0000m070125000c.html
社説:厚労省分割 功罪見極め拙速避けよ
厚生労働省の分割構想が急きょ浮上してきた。麻生太郎首相が年金や医療、介護を担当する「社会保障省」と、雇用や少子化を担当する「国民生活省」に分割する考えを示して検討を指示、関係閣僚の協議が始まった。今週中には基本方針をまとめるというが、政府内や与党から拙速を批判する声が上がっている。
厚労省は01年の省庁再編で旧厚生省と旧労働省が合併して設置された巨大官庁で、国の一般会計予算のほぼ半分を所管する。消えた年金や後期高齢者医療、介護の人材不足など、課題は山積しており、郵便法違反事件での厚労省職員逮捕や社会保険庁の不祥事なども重なって、国民の厚労行政に対する目は厳しい。
国民生活に密接に関連している厚労省が巨大化し、1人の大臣では手に負えなくなっているとすれば、分割・再編によってマイナス面を取り除くことはひとつの考え方である。
しかし、今回の厚労省分割の指示は唐突で、狙いもよく説明されておらず、国民的な議論はほとんど行われていない。
舛添要一厚労相は26日の記者会見で「拙速にやるべきではない」と否定的な考えを表明した。その通りだ。初めから分割後の姿が検討されているが、議論の手順がおかしい。まずは8年前に実行された省庁再編の総括を行い、功罪を明らかにしたうえで分割の是非を論じるべきだ。
縦割りの弊害をなくし、行政のスリム化を図り、政治主導を実現するのが省庁再編の目的だったが、それが実現できたのかどうか。再編で組織が大きくなったことでどんなマイナス面が出たのか、原因は何なのか。再編の仕方が悪かったのか、政治家が官僚を使い切れなかったのか。こうした総括がないまま、分割ありきで一気に進めることには反対だ。
厚労省では舛添厚労相の陣頭指揮が目立っている。まさかこれが分割の理由ではないだろうが、まずは副大臣制がうまく機能しているのかについて総括すべきだ。幼稚園と保育所のいわゆる幼保一元化を進めるべきだが、どの省が担当するのか。参院で審議されている消費者庁は、どう位置づけるのかなどの議論はこれからだ。
それでも、厚労省を中心に分割を行うというなら、国民にきちんと説明してもらいたい。舛添厚労相は「省庁再々編をやるべきだ」と述べている。政府内で意見を集約し、国土交通省や総務省なども含めた総合的な省庁再編の将来ビジョンを示すべきだ。
総選挙を前に厚労省分割が急に持ち出されても、国民は戸惑うだけだ。省庁再編は国のかたちを決める重要な課題である。生煮えの議論で短期間に結論を出す問題ではない。
毎日新聞 2009年5月27日 0時25分
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