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(回答先: 再掲:これを機会に、マスゴミの世論調査なるものを盲信しない方がいい 09 年 5 月 17 日 投稿者 ブッダの弟子 日時 2009 年 5 月 24 日 19:28:24)
東條内閣は「憲兵政治」と言われて恐れられた。
戦後自民党政権の最後の姿が東條内閣の「憲兵政治」に似たものとなったことについては戦後日本の政治の歴史的姿を振り返れば当然のこととして納得できるのだ。
戦前日本ファシズムは、近代主義的官僚勢力(軍部統制派も含まれる)と転向左翼勢力との連合体であり、イデオロギー的には飾りとしての伝統的価値を象徴させる為に皇国史観をさらにウルトラ化されたものを使った訳である。
ところが戦後支配者のGHQによってこれらの体系の多くが残されて、戦後民主化は半熟の状態で現在に至っているのであり、この事が擬似ファッショ支配の登場を招いたのだ。
廃棄されたのは巨大官僚組織としての陸海軍とイデオロギーとしてのウルトラ天皇制であり、他の近代主義的官僚勢力と転向左翼勢力(偽装転向も含まれた)はそのまんま温存されたのである。
麻生はその勢力の中の人物であり、いまだに政治的発言力を保持している中曽根康弘は戦前の内務省官僚の人物であり、読売の渡辺恒雄は東大在学中は日本共産党に所属していた。
この二人の人物は戦後日本の政治を象徴する人物なのだ。
つまり、
戦前日本のファッショ体制の形が温存された戦後日本政治体制すなわち米国承認の政治体制が現在の宗主国の如き米国の危機にあって、先祖返りの擬似ファシズムの姿を再現して倒れ掛かった自分を必死に支えようと耐え忍んでいる有様なのである。
倒れてなくなった戦前陸海軍と変わらぬ構成要素の官僚組織と外部の構成要素の転向左翼勢力その一部分であったマスコミが協力し合って国民を押さえ込もうと動くようになったのは戦後日本の政治構造力学上では当然の成り行きといえる。
彼らは他に生き方を知らないのだからどうしようもない。
馬鹿な行いを繰り返すのである。
ところが彼らは戦前の軍国主義体制のように強力ではない。
それで最後の姿として、そのまんま橋下健作+半熟検察の「お笑い結果」となっているのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%8B%99%E7%9C%81_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
内務省
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E6%81%92%E9%9B%84
渡辺恒雄
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