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2009年05月23日
孫崎享氏と対談した事について書く
孫崎享氏と対談した事について書く
5月21日、私は週刊金曜日の依頼で孫崎享前防衛大学校教授と対談した。孫崎氏は、私にとっては前防衛大学校教授であるというより、三年先輩の元同僚である。
私のメルマガでも紹介した「日米同盟の正体 迷走する安全保障」(講談社現代新書)の著者である。
私は6年ほど前に外務省から辞職を迫られ、その後「さらば外務省!」を上梓して外務省と対峙して生きる覚悟を固めてからは、ただの一度も霞ヶ関に足を運んだ事はない。
路上や地下鉄ですれ違う二、三度の遭遇の他は、ただの一度もかつての同僚と話をすることはなかった。私は外務省から組織をあげて敵視されてきた。私の第二の人生は、それほど厳しいものであるのだ。
その意味で昨日の孫崎氏との対談は私にとって大きな意味を持つものであった。
私は対談の依頼を週刊金曜日編集部から受けた時、真っ先に伝えたのが、「孫崎氏は私との対談を受けたのか」、というものであった。
これまでにも私の名前を聞いたとたん対談を断る者が何人もいたからだ。佐藤優などもその一人だ。
編集部は、孫崎氏は快諾しているという。それならば是非とも会ってみたい。会って、その著書「日米同盟の正体」を世に問うた心境を聞いてみたい、そう思ったのだ。
対談は私にとって忘れられないものとなった。その内容については6月19日発売の週刊金曜日を読んでいただく他はない。
しかし、そこにどのような表現で対談の内容が書かれようとも、私と孫崎氏の対談は、文字では言い表せないほどのものであった。
私は外務省を離れて初めて、同志を得た思いだ。しかも最強の同志を。
私たちは、右や左のイデオロギーとは無縁である。元外交官としての立場から、国を思い、国民を思って、あるべき正しい外交を主張しているに過ぎない。
日米同盟一辺倒の日本外交ではこの国の将来は危ういという事を、国際政治の現実を示す事によって国民に訴えているだけだ。
誰もそれに反論できない。なぜならば、少しでも謙虚に現実の国際政治を学び、日本や日本国民の事を考えるのなら、日米同盟と言う名の対米従属をこのまま続けていけば、日本の未来は危ういことがわかる。
後に続く者が若い外務省職員が必ず出てくるだろう。
別れ際に、孫崎氏から感謝された。あの本がまったく無視されていた時に私がブログで取り上げてくれた。それがきっかけで一気に本が売れ始めた、ありがとう、と。
私が6年前に外務省を離れてから、はじめて受けた褒め言葉であった。
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