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(回答先: 日本郵政・西川社長再任は「お手盛り」…鳩山総務相が批判(読売新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2009 年 5 月 23 日 00:36:07)
西川・郵政社長が続投強調 政財界巻き込む攻防に【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009052390071115.html
2009年5月23日 07時11分
「続投」か「更迭」か−。日本郵政の西川善文社長の進退をめぐる攻防が政界や経済界を巻き込んで激しさを増してきた。再任案を審議する六月下旬の株主総会と、最終的な認可権限を有する鳩山邦夫総務相の判断が焦点。「静観」を決め込む首相官邸も調整に乗り出すとみられ、最後は麻生太郎首相が黒白をつける政治決着となりそうだ。 (花井勝規)
◆対決
二十二日、対立する双方があらためて火花を散らした。
鳩山総務相は閣議後会見で、「汚れた者を排除したら改革は進む。私が人事をいじったら改革が後退するなんて。まったく逆だ」と西川社長の再任案を拒否する考えを明言した。
一方、西川社長は同日の記者会見で「(総務相の言う)正義にもとることをやった認識はない」と自らの“潔白”を強調、続投の意思を表明した。両者がそれぞれ退路を断ち、一歩も譲らないガチンコ対決の構図だ。
閣僚の一人は「明らかにやりすぎだ」と鳩山総務相の言動に顔をしかめる。自民党若手議員も「改革に後ろ向きとのイメージができると選挙が戦えない」と気が気ではない様子。首相官邸の関係者も「交代させるな、との圧力がものすごい」と党内の反応に困り切った表情だ。
◆後任選び
一方、経済界には異なる空気が漂う。
「最近会った経営者の十人中八人は西川さんは引くべきだと言う。それが国民感情に近いのでは」。郵政の内情に詳しい経済界の重鎮はそう漏らす。内部統制の不徹底や情報開示の遅れを挙げ、「西川さんはやり方を間違えた」と指摘する。
十八日に指名委員会は西川社長の続投案を決めたが、委員長の牛尾治朗ウシオ電機会長は、竹中平蔵元郵政民営化担当相と共に西川社長を推した“生みの親”。「続投」は既定路線で、距離を置く日本経団連の元幹部らは「やはり金融関係者じゃダメだ。利益相反になる」と総務相側の要請を受け、後任選びに乗り出している。
しかし、「あれだけ政治に介入されたら経営者はたまらない。誰も引き受け手がいなくなる」(経済同友会幹部)との声もあり、進退問題がどちらに転んでも影響はしばらく残りそうだ。
◆今後は
日本郵政は六月二十九日の株主総会に西川社長の再任案を含めた議案を提出する。現在は国が100%の株を保有しているため、財務省の担当官が株主として出席するが、主管省庁は総務省のため議案には反対しないのが通例という。
ただ、総会の前には総務省と内閣官房による事前協議があり、ここで日本郵政の人事案をどう扱うのかが最初の焦点になる。
次は総会後の総務相の判断が問題となる。総会で西川社長再任が決まっても、日本郵政株式会社法の定めで、総務相が認可しなければ総会の取締役選任決議は効力を生じない。鳩山総務相が否認方針を覆さない限り、再任は白紙となる。
否認されなかった取締役だけで暫定的な取締役会をつくり、取締役の互選でメンバーを決める新しい指名委員会で新たな人事案を練り直すなどの異常事態も想定され、決着までは予断を許さない状況が続きそうだ。
(東京新聞)
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